DIABOLIK LOVERS Born To Die Vol.1 月浪カルラ
CV:森川智之
≪シチュCD感想の注意事項≫
ネタバレが困る、嫌いという方、こういうのに興味がない方はスキップすることをお勧めします。
Rejetさんからのディアラバの新シリーズ。
Born To Dieの1巻目はカルラ様。
全員参加(笑)のロングシリーズの他に、こうやって少人数でのシリーズというパターンです。
今回は月浪家とキノということで3巻発売。
相変わらず見目麗しいカルラ様です。
リーフレット内側にカルラ様のプロフィールが載ってまして。
カルラ様が初めてディアラバに加わった時にプロフィールは確認したとは思うのだけど、覚えてたのって『生ハムが好物』ってことくらい。(笑)
改めてプロフィールを見て…
カルラ様の身長って183センチもあったのね!
それって、みんなの中でも高い方に分類されるよね。
ヴァンパイアたちを見下ろす目線を維持するなんて…さすが始祖、さすがカルラ様。
なんて風に変な思考に走ってしまうくらいには気に入ってます。
そして、呼び方というか書き方も…どうしても『様』がつきます。
(コウくんに”くん”をつけたくなるのと同じ現象)
さて、今回のお話は、『わたし』がカルラ様の誕生日パーティを開こうと計画したことが発端です。
不老不死である始祖のカルラ様にとって、誕生日というのは特に祝うものではない。
とは言うものの…
やっぱり、好きな人の誕生日は全力で祝いたい!
カルラ様ルートなので、『わたし』は万魔殿で暮らしています。
最初は誕生日というものに興味を示さなかったけれど、わたしの希望を叶えてくれる。
カルラ様、かなり『わたし』に甘いし、『人間のことは理解しきれない』と言いつつも、本などで知識を入れたりして、少しでも分かろうとしてくれてる。
誕生日のことも、『わたし』が喜ぶからと付き合ってくれてる。
必要な材料は『使い魔に用意させる』。
『私』の脳裏に浮かんだのはもふもふの狼さんたち。(笑)
どこで仕入れてくるのか分からないけど…。
仕入れ先が魔界だとしたら…狼の姿のままでも平気だよね。
ある程度言葉は通じるだろうし、『わたし』もメモを書いたんだから、それを持って行って『はい』って見せれば…何とかなるだろうし。
(これを思わず脳内映像化してしまって…クスクス笑いが)
仕入れ先が下界だったら…。
カルラ様の使い魔って人型になれるのかな?
確か、逆巻の使い魔は人型になって送迎車の運転をしてたよね。
まあ、どんな風に仕入れてきたのかは不明ですが、使い魔ちゃんたちはきちんと言いつけを守ったようです。
『行くぞ』
どこへ?と思ったら、月浪が持っている別荘でした。
万魔殿に幽閉される前から持っていたんでしょうね。
使い魔に手入れをさせていたようだけど、それでも年数が(半端なく)経っているから…
ド、ドアが開かない!
わたしは開かなくて、ものすごく焦っているのに、カルラ様はいつもの悠然と落ち着いた態度のまま。
『そのドアは引くんじゃなくて押して開けるんだがな』
『わたし』焦りすぎ。(笑)
と思ったけれど、やっぱり押しても開かない。
たぶん、焦って青くなったり赤くなったりしてる『わたし』を充分に堪能してから、おもむろにカルラ様がドアを開ける。
『ふん!』(ってな感じのかけ声で)笑
普通に考えて、わたしよりも男性のカルラ様の方が力があるに決まってる。
さらに言えば、始祖なんだから人間の男性よりも力があるんだし。
作中、頻繁にわたしをからかったりして、反応を楽しむっていう姿が見られます。
それを感じるたびに、カルラ様に愛されてるなって大切にされてるなって思う。
…いったい、いつから?
『私』がゲームをしていないってのが悪いっていう話かもしれないけれど。
初めてカルラ様と出会った時と、恋人になった後との温度差に驚く。
ゲームをしていない私にとって、カルラ様の心の動きってのは全く無い状態なんです。
拉致られて初めて会ったあの時。
利用する対象だったのが、気になる存在になり、『好き』だと思う存在に変化していったはず。
カルラ様が『好き』なんだと自覚するまでの葛藤や、『わたし』がカルラ様に惹かれて受け入れていく過程って、気持ちが行きつ戻りつしたり、すれ違ったりとドラマチックだったんだろうと想像してますが…。
ゲームが次々と発売されるにつれて、中間はゲームで楽しんでね、とばかりにHAPPYエンド後のお話ばかり…。
それはそれで楽しいことには変わりないけれど、100%好かれてるってのが前提のお話ばかりってのも…飽きます。
彼に惹かれる気持ちとそれを否定する気持ちとが入り交じっていて、彼の気持ちも見えなくて、この先どうするのが良いのか、思考がぐるぐる状態になってるってものが聞きたい。
ただ…
だからといって、その『中間』にあたるところを全部ストーリー立ててCD1枚で収めようなんてことはして欲しくないんです。
いろいろあるエピソードをあれもこれもと詰め込むと、エピソードの数が多ければ多いほど薄っぺらな内容になってしまうから。
これだけたくさんのシリーズが出ていても、一番好きなのは逆巻だと無印、無神だとモアブラ。
どれもエピソードよりも心の揺らぎをメインに描いたお話です。
”同じ舞台でキャスティングだけ変更しました”っていう風な内容じゃないってのもポイントが高い。
ちゃんとキャラが立ってて、この人だからこのストーリーになるよねってなってるのが良い。
と、大きく脱線してしまいましたが…。
ついでにもう一つ。
吸血時間は減りましたが、『甘いお話』の影響なのか、痛くないように吸血する割合が増えてます。
(ドS吸血CDじゃなかったっけ)
今回だって、『鎖骨だから痛い』と言いつつ、とても優しく噛むから、ちっとも痛くなかったな。
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