今日のメニューは…

 

* 昼顔

* シチュ作品の感想

 

 

≪シチュ作品感想の注意事項≫

ネタバレが困る、嫌いという方、こういうのに興味が無い方はスキップすることをお勧めします。

 

 

 

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集金4日目。

朝一番で生徒さんから『お休みします』とメールが入り…。

これ幸いと、午後一で行こうと思っていた店舗関係の集金を前倒し。

帰宅後は昨日お迎えしたCDたちの取り込みをしてました。

午後にはカタストロフィを繰り返していたブレスレットが完成。

あとはレシピを書き上げるだけ。

 

そんな手作業の最中に観ていた映画は『昼顔』。

なんか…

すごく複雑な思いで観てました。

 

相手の気持ちが自分に向いてないことを知りながら執着する。

執着の結果、どうなるかというと、全員が不幸になる。

何よりも”自分”が一番不幸になるのに。

 

『自分が裏切った経験があるから、相手のことを信じ切れない』

信じる信じないの話の前に、必要な会話不足です。

疑問があればその場で尋ねればいいだけのこと。

もし、そこで相手が明らかに嘘を言ってきたとして…

信じられないと思えば、『信じられない』と言えば良い。

信じると心に決めたなら、嘘だと思っていても全力で信じれば良い。

 

余計な心配をさせまいと嘘をつく。

一見優しい行動のように見えますが、単に優柔不断なだけです。

嘘をつくことで物事が好転することは、まず無いです。

真実に勝るモノは無いです。

 

 

 

 

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ABIRTY130%

CV:三重奏さん

 

DUSKさんのシリーズ2作目です。

予定では次回作もあるようなのですが、またしても攻撃を受けてしまったようで…。

下手するとお蔵入りなんてことも…。

このシリーズ、すごく面白かっただけに、何とか発売してもらいたいところなんですが。

 

 

 

今回の彼は柊命(ひいらぎみこと)くん。

『わたし』とは同学年。

彼のABIRTY能力は130%なので、兄の清水蒼生(1作目)よりも10%だけ能力値が高いです。

能力の種類は兄とは違ってます。

蒼生は手を触れた人を巻き込んでのシミュレーションでした。

命は手を触れた人に対する強力な催眠です。

 

 

学園のアイドル的な存在である彼と…付き合っている。

彼はすごくすごく優しくて…。

でも、なんだろう?

時々、ボーッとしてしまうときがある。

 

交際3ヶ月目の今日。

これまでキスくらいしかしていなかったけれど…

放課後デートのあとで、彼の家へ行くことになった。

キスの先がしたい、と言われて。

 

エッチの最中、彼が意味の分からないことを口にする。

なんだろう?

そういえば、わたしは…初めてじゃない――。

命くんの前に彼氏がいたんだっけ――。

なんだろう?

何となくしっくりこない。

 

そして、エッチが終わったあとで真実を聞かされた。

 

彼が…催眠を解く。

催眠にかかる前のことと、催眠にかかっている間のこととが混同する。

命に促されるように、記憶が戻ってきた。

 

そう、わたしは…何故か学園の男子たちに襲われ続けていた。

誰も助けてくれない。

どうして自分だけこんな目に会い続けるのか。

そこにはもちろん『愛』なんてなくて。

一刻も早くこの苦痛の時間が過ぎることだけを思って耐えていた。

 

『どうして、襲われるんだと思う?』

 

今まで聞いたことも無かったABIRTYの話。

命が言うには、この英世学園には能力者が集められているのだという。

もちろん、全生徒が能力者ではないが、一般人にしても能力者にとって有益と見なされる人材を入学させている、と。

そして、わたし。

わたしも能力者なのだという。

ABIRTY101%

一般人が100だとすると、わたしはたったの1%。

ほぼ一般人だけど、わたしの持つ能力のために『実験』的な意味もあって入学し、どんなことが起きても放置されてきた。

 

わたしの能力は、えっちすることで他の能力者のABIRTY値を底上げする力。

 

実際、今回の命とのえっちで、命の能力値は130%から140%に上がったと感じている。

そして、彼は能力値を上げたい理由を話してくれた。

 

実の兄である蒼生の能力を上回り、蒼生の力を封じたいから。

 

1作目であったように(どんな話か分からない方は2月9日の記事を参照)、蒼生が無茶な能力の使い方をしているせいで精神に異常をきたしてきたから。

蒼生は1日4回という限度を超えてシミュレーションを繰り返しているようです。

もっと良いものを…と完璧を求めてしまっている。

これ以上は危険だと何度忠告してもダメ。

こうなったら自分の力(催眠)を使って、無理矢理にでも止めなければ。

ただ、能力値が近いと、うまく力を使えない可能性が大きい。

そこで、わたしの能力を利用して自分の能力値を底上げして、蒼生に勝てるようにしようというのが命の計画。

 

こうして、真実を伝えたら、もうわたしの協力は得られないと思っていた。

でも、わたし、彼に協力を申し出ます。

 

理由は、命が優しかったから。

催眠前のこと、催眠にかかってる間のこと、いろいろ思い出したけど、わたしのことをちゃんと一人の女の子として扱ってくれた人は命が初めてだったから。

 

最初のエッチの時はゴムを使ってました。

本当はゴム無しの方が能力値を上がるらしいけれど。

(これは命の優しさ。催眠にかけたまま=嘘をついている、だから)

そこで、2回目はゴム無しで。

能力の上昇は相性の問題もあるみたいなんだけど、わたしと命は相性がすごく良いみたい。

正確に計ってないけれど、感覚としては180%を超えている。

 

『これなら、蒼生に勝てる』

 

確かに、勝ちました。

けれど…蒼生は自ら命を絶つ。

 

蒼生のためにと思ってしたことは、正しかったのか、間違いだったのか。

 

この散った命を復活させられる能力を持っているのは会長。

ただし、細胞を元に戻すことができるのであって、そこに宿る精神はどうなるか分からない。

 

命は蒼生の再生を望む。

けれど、それは蒼生にとって望んでいることなのか。

そんな疑問を副会長(三楽章さん)に投げかけられる。

 

蒼生の能力を封じたことも、死を選んだ蒼生を再生させることも、蒼生が望んでいることなのか。

命のエゴなのではないか。

 

答えは出ない。

けれど、一つ確かなことは…

蒼生の婚約者(1巻目のわたし)が身ごもっているということ。

婚約者のためにも蒼生をこのまま死なせるわけにはいかない。

 

 

 

兄に対する思いと行動の他に、『わたし』に対して抱き始めた恋心があります。

利用すると決めて催眠にかけ、わたしと過ごすうちに徐々に大きくなった愛情。

今作の『わたし』はある意味”傍観者”。

そして、命を支える杖となる人物。

 

 

 

本当に面白い作品でした。

次回は副会長のお話を予定していたようなので、余計に聞きたい気持ちが大きいです。

その後のお話も聞きたいし、他にもいろんな能力を持ってる人がいるだろうから、そういう話も聞きたい。

今回は兄と弟の能力者同士が戦ったというシーンは描かれていないのですが(わたしはその場にいないから)、能力者同士の戦いってのも見てみたい。

 

 

 

最後にリップ音のお話。

三重奏さん、監禁婚シリーズで初めてダミヘちゃんを使ったというときは、少々物足りなさを感じるところがあったんですが、すっかり慣れましたね。

声やリップ音の位置も距離感もバッチリ。

(こんなにエロかったっけ?)って思ってしまうくらいシビれるリップ音と息遣いに翻弄されながら…。///

 

 

 

 

 

 


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