さすが梅雨だね、っていう天気の今日。
朝の早い時間には警報が出るくらいの大雨。
出勤時が近くなるにつれて雨足は弱まり、てくてくしてる最中は小雨の状態。

そんな今日のウォークマンくん。
昨日、新曲を2つ入れたわけですが、選曲の仕方は今までとあまり変わらない。
1曲目でレッドブザービート(ラグポ)を出してくれたから、少しは期待したんだけど…。
まあ順当にディアラバからマイナスエイトと進み、ディアラバに戻り…(苦笑)

このウォークマンくはぶれないな~と思っていたら、異変は帰り道に起きました。
最初の交差点で足を止めたので送って・・・・・・愛・独裁(ラグポ)からのスタート。
初体験❤(全力少年)から六十九夜(ラグポ)へと進み・・・・・

あれ?このイントロって・・・・・

なんと、昨日入れたばかりのカガミノナカが!

ふと・・・・・これって、もっと増量しようよっていうサインだったりして?なんて思いつつ。
階段を上がるところで次の曲に切り替わる。

『愛が愛のままでありますように』

(苦笑)
ってなわけで、×7まで増量させることにしました。
(まじかるルルルル♪はそのまま)







さて、本日の本題はこちら。



私立常盤坂学院-immoral game- 第2巻 塔ケ崎ルカ
~美しき塔は聖女を幽す~

ボイスは蒼井夕真さん。

ではでは、いつものように、ネタばれは困るのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。

























CARDINALさんからの女性向けシチュエーションCDの第一弾となる”私立常盤坂学院シリーズ”。

第1巻は4月28日に、第2巻は5月27日にすでに発売されています。
1巻目のキャストは土門熱さん。
3巻目は6月24日発売のあさぎ夕さん。
4巻目は7月29日発売で髭内悪太さん。

とりあえず、”現時点”では他の巻は積極的に買わない方向でいますが・・・・・
単独発送になってしまうものの抱き合わせ用という感じでポチっていくんだろうな・・・・・って思ってる。
(ゆっくりと全部揃っちゃうパターン)苦笑

と、こんな感じで、揃っちゃってもイイかも・・・・なんて思うってことは『良かった』ってことです。



まず、シリーズ全体の流れを説明しようかな。

舞台は、山奥にある全寮制の男子校『常盤坂学院』。
ここは良家の子息ばかりが通う名門校。
中高一貫教育をしているので、1年から6年まであるということになります。

この学院の中ではあるゲームが流行っている。
そのゲームは、教師を辞めさせてその人数を競うというもの。
ゲームの上位者たちは『プリフェクト』と呼ばれ、様々な特権を与えられている。

『わたし』はそんな学院の実態を知らされないまま赴任。
どうやら、赴任してからこのゲームのことを聞かされたのだけど、ゲームの詳細がよく分からないといったところがスタート地点。


CDのスタートで、わたしはルカに誘われて、お昼休みにお茶会をしてる。
ルカはわたしが担任することになったクラスの生徒。
彼の淹れてくれたローズヒップティーを飲む。

わたしが彼の誘いに乗ったのは、”情報収集”のため。
中性的な容貌と柔らかい話し方。
クラスのリーダー的なところがあり人望も厚いようだ。

「彼なら、ゲームの参加者のことやゲームの詳しい内容を知ってるかもしれない」

けれど、ゲームのことは知っているけれど、誰が参加者なのかは分からないと言う。

『どこに参加者がいるか分からないから、罠にかからないように充分に注意した方がいいですよ』


チャイムが鳴る。


『放課後、お茶会の続きをしませんか?』

「放課後は職員会議があるから」

『そうですか・・・・・。仕方ありませんね』

あまりにも残念そうな表情と声に、つい・・・・・

「会議が終わってからでいいなら」

『ありがとうございます。じゃあ、向こうに見える温室でお待ちしてます』


示された方にはガラスのドームの温室があった。
ルカの姿を見つけ、駆け寄る。

『ようこそ』

昼間と雰囲気が違う?と思ったとたん、彼の腕の中に囚われる。


『だから言ったでしょ。罠にかからないようにって注意してあげたのに』

彼、ルカは、プリフェクトのナンバー2。




ここから”嫌がらせ”のためにエッチなことを仕掛けられていくわけです。

じゃあ、まずは音周りのことを。

シチュエーションCD新規参入といっても、男性向け作品はいろいろと出しているようなので(トップページをザックリ見ただけで中を詳しくは見てない)効果音の入れ方もイイ感じだし、大きさも違和感ないです。
感動したのが”足音”。
感動はちょっと言い過ぎかもだけど(笑)、今まで聞いてきているシチュCDって足音に違和感のあるものってのが結構あるんです。
部屋の中を歩くときに、そんなにたかたか早足で歩くかな、とか。
反対に、そんなにゆっくり踏みしめて歩くもの?とか。
シチュエーションが違うのにどのシーンでも歩く速度が同じとか。
それが、この作品はゆっくり歩く、普通に歩く、小走りと的確に足音を使い分けてる。
ただ、『わたし』が普通に歩いてきて、彼を見つけて駆け寄るとき。
足音は完璧だったんだけど、彼の声が左耳同じ位置から聞こえてたってのが残念。
この『わたし』と『彼』との立ち位置の距離感が完璧だったら、どこも文句のつけようがなかったくらい。
音はクリアだし、左右はもちろん、上下の位置も前後の位置もかなりしっかりしてる。
この辺の位置指定も音響も、かなり上手い!といった印象。





ガラスのドームでルカに囚われ・・・・
耳のすぐ下へのキスマーク(けっこう強烈)から始まり耳攻めへ。

赴任してきてから何日が経っていたのかは分かりませんが、わたしがルカを信用してたということは、それなりの日数をかけていたってことなんでしょう。
そうすると、『わたし』としても見るからに温厚でイイ子にしか思えないルカに好意を持ったと思う。
教師と生徒という立場だから、”恋愛関係”にはなりえないと思っていても、慕われたいし好かれたいとは思ってる。
罠にかけられてしまったのだというショックと、中性的な顔つきでも男の力だということ。
「やめて」と言いながらも抵抗しきれないのは、これらのことに加えて強烈なリップ音と煽っていく言葉と愛撫のせい。

そして、もう一つ。

≪どうしてそんなに辛そうな苦しそうな顔をしてるんだろう≫

理不尽なことをされているのは『わたし』の方なのに、強く拒んだらルカが壊れてしまいそうな・・・そんな脆さが垣間見える。





作中、ところどころで、ルカが”語る”部分があります。
ナレーション的な感じですね。
セリフ回しだけで場面転換が掴みにくい状況のところで使われます。
ちょっとだけ音に加工がしてあることもあって、違和感はゼロ。
確かにこれだけの場面転換や日数の経過をセリフだけで補おうとしたら、とっても無駄なセリフになってしまうからね。


そんな風に大きな場面転換の中に、父兄を招いての狩猟大会がありました。
山奥っていうこともあるんでしょう。
ルカも狩猟部に入ってる。
バーベキューなどもあったりして。。。。

ぐー

わたしのお腹が鳴ったのを聞いて、料理を取りに行ってくれたりと・・・・・

「・・・・優しいんだよね」


そんな時、多くのお客を見て興奮した狩猟犬が逃げ出す。

『ちゃんと繋がれていたはずなのに!危ない!!』

わたしを庇ってルカが噛まれてしまった。
この頃からルカの様子が少しずつ変化してくる。


ある日、旧校舎の一室で彼を見つける。

『女なんて』と嫌っているはずなのに、わたしを庇った理由。
そして、どうして『女なんて』と思うようになったのか。
ポツリポツリと話してくれた。
彼が2年生だった時のこと。
三者面談で父親が来ていた。
担任の先生に用事があり、教室に戻った時に目撃してしまった。

『ここ』で、この教室の『この教卓』で、彼の父と先生が抱き合っているところを。

憧れて、大好きだった先生。
それが、しかも自分の父親と・・・・なんて。
思春期じゃなくたって大きな衝撃を受けるって容易に想像がつく。

女なんて・・・・
絶対に信じない・・・・
誰のことも信用しない・・・・

そんな頑なな心が・・・解けていく。

物語の最後では、特に恋人になったとかっていうことは出てこない。
まあ、ルカは6年生だから、あと少しすれば教師と生徒という関係から解放されますからね。
それまでは精神的な繋がりを強化しておこうね。(私からの助言)笑






例のごとく、色っぽいシーンの話はかなり端折ってます。

艶っぽいエピソードを削ってもしっかりとした心の動きと内容があって良いシナリオだと思います。

セリフ回しも変な言い方や言葉はないし。(重要なポイント)



懺悔室や狩猟部の小屋にある檻での監禁など、けっこう意識がぶっ飛ぶくらいのシーンも。(///)

懺悔室って本当に狭いから。(笑)

私が通っていたミッション系高校の敷地には教会があって、そこには懺悔室も。
実際に懺悔したことはないけれど、懺悔室に入ったことはあります。
真ん中に仕切りがあって、こっち側は自分で、向こう側は神父様。
仕切りには肘を乗せられる程度の幅のプチテーブルみたいになってて、スペースとしては椅子が2つ並ぶ程度の横幅。
懺悔は1人でするものなので、椅子は1つですけどね。
奥行きがないので、横向きというか斜めを向いて座る感じ。
これが標準なのかは分かりませんが、だいたい似たような感じなんじゃないかと。

とまあ、こんな狭い懺悔室でも・・・・となるのですが、なにせ狭いから。
この密着感と背徳感が・・・・(///)

檻で監禁のシーンでは媚薬も使われたりして・・・・


蒼井夕真さんはこれで手持ちは3作品目(禁忌の棘・弟、本能の果実4)。
禁忌の棘の弟のときはおとなしめのリップ音だったけれど、全然そんなことないです。
本能の果実でも強烈なリップ音にやられましたが、今回はまたそれの上をいってる。


次はどの作品で会えるのかってのが凄く楽しみです。










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