集金開始してから4日目。
折り込みと重なってるってこともあって、少々体力の限界が見えてくる時期。
考えてみたら、折り込みと重なってるってことは、楽曲エネルギーチャージの時間も少ないってことで・・・
なるほど納得。(ポン)
というところで、今日はこちらの感想です。
クリミナーレ! Vol.6 カラ
ボイスは下野紘さん。
ではでは、いつものように、ネタばれは困るのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。
『2時間の映画』
と言っても良い「クリミナーレ!」の最終巻になります。
ちょっとキャストトークの話からしようかな。
キャストトークが約9分って再生リストに表示され、
『これまた長めだな、下野くんたっぷり喋ったのね』
って思っていたら・・・・・
下野くん、見事な壊れっぷりでした。(笑)
まあ、映画1本分ってくらいの超ボリューミーなものを、たった一人で喋り続け駆け抜けるのだから。
想像するだけでも疲れるだろうし、リップ音のために酸欠にもなるだろうと、思うけれど。(笑)
録音室自体が『酸素薄くなってる』ってことは・・・・・ないんじゃないかと・・・思うのよ?(笑)
自分でも『何言ってるのか分からなくなってくる』って言ってたけど。
まさに!(笑)
あまりのヘロヘロぶりに思わず笑いが込み上げ・・・・
同時に、それだけこの作品に全力投球したってことだよねって思い。
おかげでクリミナーレ!最終巻もとっても素晴らしい出来になりました。
そして、ついうっかり持っていかれるリップ音の持ち主ということで、最近は『ついうっかり』がないように、『ちゃんと意識して』たんですけど。
『覚悟していて、完全に完璧に持っていかれる』
という事態になってしまいました。
いや、良いんですけどね。
(ってか、それが良いんですけどね///)
さて、物語の始まりは、わたしが意識を取り戻すところから。
目を覚ますと、穏やかに小声で歌っている人が目に入った。
この人が『カラ』。
どうやら、今回はちゃんと(笑)2人とも敵方に拉致られて手錠で繋がれ、どこか分からない場所に監禁されている。
いったい、どうしてこんなことになったのか。
わたしの記憶は曖昧で・・・・。
カラに言わせると、自分はマフィアで、そのマフィアの抗争に、運悪く居合わせた『わたし』も一緒に拉致られたのだと言う。
うーん、そんな説明もどうだろう?
って(私が)思っていると、
『過ぎたことは気にしないで、これから先のことだけ考えれば良い』
って、一見すごく前向きで良い言葉のように思えるけど・・・・よく考えてみたら、『それってやっぱりおかしいよね?』。
そうそう、この手錠。
今までのものとはちょっと違います。
鎖の長さとかは接近戦が得意なカラの邪魔にならない程度の長さはあるみたいだから、その辺は今までと同じ。
違うのは・・・・
鎖の真ん中に・・・爆弾が仕掛けられていること。
この爆弾は時限爆弾のようで、時刻がカウントダウンされていく。
この時間が『48時間』。
気を失っていた間、そして、こうやって話している間に1時間ほどが経過したようで、残り時間は『47時間』になっている。
どうやら多少乱暴に扱っても爆発する心配はないけれど、手錠を外すことで爆発するかもしれないということで、手錠は外さずにここから逃げるという方向で話しは決まった。
(決めたのはカラだけど)
『さあ、どうするかな』
なんて、考えてるんだか考えてないんだかっていう軽い感じで・・・
そうだなぁ。
こういうことは日常茶飯事で慣れていて、全然たいしたことじゃないんだよっていう印象を『わたし』に与えようとしてるのかな。
そんな時、いきなり銃撃戦が始まった。
どこの組織が仕掛けてきたものかは分からないけれど、これは逃げるチャンス!
鍵のかかっていた扉を蹴破る。
(鍵かかってて出られないって言ってたのに、こんなに簡単に壊せるなんて:笑)
ここはどこなのか。
周りの建物を見回し・・・・ボローニャだと、カラが気付く。
聖堂だとか教会だとかの建物を見て判断がつくっていうカラは、かなりの博識みたい。(それともイタリア人には常識?)
もちろん、目指すのはローマ。
アンフィスバエナの本拠地。
幸いなことに、今回は海に飛び込むということにもならず。(よ、良かった)
ただ、屋根裏に隠れたり、地下倉庫に隠れたりと、何かと密着度は高い。
逃げる時も隠れる時も、焦ったような様子は見せず、どんな状況になっても的確に落ち着いて行動している。
何気にわたしのことを気にかけてくれたりと、彼に対する信頼感は増していく。
でも、そうやってわたしが親しみを感じれば感じるほど、彼は距離を取ろうとする。
実際の物理的な距離ではなくて、精神的な気持ちの上での距離。
彼の右目。
本来、白いはずの部分が黒に染まっている。
そう・・・・まるで悪魔のように・・・・。
彼と視線を合わせ・・・・一瞬怯む。
『ちゃんと見えてる』
というその瞳。
直視してはいけないものを見てしまった、というような居心地の悪さを『私』が感じた。
魔に魅入られてしまうのではないかという思いもある。
『マッキナ』として育てられ、その頃に受けた暴行で右目は黒く染まり、痛みを感じない身体になった。
そんな見た目を持ったマフィアだというのに、ほんの少しの違和感を感じる。
『これは本当の彼の姿ではないのではないか?』
わたしを脅したりするくせに、本気でないと感じさせる『何か』がある。
時折、わたしのことを『お嬢』と呼ぶ。
問いただすと、『お嬢さんのお嬢だ』と言い逃れるけれど・・・・。
二度目の問いに、仕方なく真実を答えてくれる。
わたしが一緒に拉致られたのは『わたし』がアンフィスバエナのファーザーの娘だから。
彼がわたしを守ってくれるのは恩を感じているファーザーの最後の言葉だったから。
暗殺の技術にも長けているし、好んで使っているワイヤーだけでなく、ひと通りの武器は扱える。
掃除屋の仕事をしているから、人を殺すことだって躊躇はしない。
けれど、本当の彼は・・・。
文学や芸術が好き。
むやみに人を殺めることだってしない。
『歪んだ人格』とあったけれど、確かにカラの見せかけのものと本来のものとはメビウスの輪のようになっているのかもしれない。
でもそれは、歪んだというものではなく、そうでなければ生きられないから・・・なのではないか、と。
自分は痛みを感じないけれど、ちゃんと人の痛みは理解できる人。
そういう意味では、かえって『真っ直ぐな人』という印象すら覚える。
彼はいつから『わたし』のことを好きになっていたんだろう。
わたしはいつから『彼』のことを好きになっていたんだろう。
CDの残り時間も少なくなってきた。
ローマももう目前というところまできている。
けど、きっと、もうひと波乱あるに違いない。
その予想は、斜め上をいく勢いで当たることになった。
あと30分ほどでローマに着くという、紛れて乗り込んだ貨物列車。
大きな爆発音とともに脱線してしまう。
2人とも気を失っていた。
意識を取り戻した時、手錠の爆弾の残り時間は10分を切っていた。
ふと目に入ったのは『ボンベ』。
このコンテナの中は園芸用品が積まれていたらしく、その中に液体窒素のボンベも含まれていた。
『これで凍らせてしまえば・・・』
無事に次期ファーザーを指名。
『誰』とは出てきてないけど、きっとジェラルドだよね?
最後にリップ音のことも書いておこうかな。
凶悪な下野くんのリップ音は、今回も凶悪でした。(笑)
『ついうっかり』持っていかれないように、最近では『下野くんだから気を引き締めて』って・・・・
結局は『無駄な抵抗』ってヤツですが。(笑)
特に初聞きの感想を書くっていう目的があるときには、頭が沸騰してしまわないように気を引き締めるように・・・努力はしてるんですけどね。
今回も、いつ何時リップ音がきても良いように『覚悟』していたのだけど・・・
そんな努力も覚悟も、どこへやら・・・・
完璧完全に持っていかれてしまいました。
今回も惨敗です。
(って戦ってるわけじゃないけど:笑)
さて、今夜は・・・・どうしようかな。
2つ連続でRejet作ときたから、執事のプリンスさまの1枚目にいってみようかな?
ということで、明日も感想記事です。
お楽しみに~
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