心地よい風が頬をなでる。
風に揺られる街路樹の葉の間から、キラキラと太陽の光がこぼれおち、白い素肌を照らしている。
サラサラとした髪を揺らし、いつもの道を歩いていた。
時折、よくすれ違う人と挨拶を交わす。
今日はなんだか足取りが軽い気がして、鼻歌交じりでイヤホンから流れ出る曲を口ずさむ。
歌おうが、スキップしようが(笑)ここの住人は気にも留めない。
それが心地よくて、更に歩幅が大きくなる。
緑の香りが更に気持ちを軽くしているような気がした。
「Hi♪」
駐車場を抜けクラブの中に入るとすぐに、トレーニングメイトのリサに声をかけられた。
「明日帰るって?」
「あぁ、うん。だから今日は軽くトレーニングしようと思って。」
「そうなのね。じゃ、あとで。」
リサはそう言うと、ロッカールームへ向かう。
歩く姿も軽やかで、小さい体からリスっぽいなと後ろ姿を眺めながらクスッと笑ってしまった。
自分も早く着替えようと足を向けると、後ろから賑やかな声が聞こえてきた。
ちらりと目をやると、ナムが途中で会っただろうトレーニングメイトと談笑しながら入ってきていた。
ナムが自分に気づくと、ぱぁっと笑顔になり大きく手を振る。
可愛いなぁと思いつつ、小さく手を振り返してロッカールームへ足を向けた。
バックパックから無造作に取り出し、練習着に着替える。
上着に袖を通すと、ナムが隣にやって来た。
「週末のテストはどうだった?」
「最悪だよ~。」
「あはは。嘘つけ、かなり勉強してたじゃないか。」
「うん。まぁね(笑)」
「ハハハ」
他愛もない話をしながら、ナムとトレーニングルームへ向かった。
トレーニングルームは何人かが既に練習を開始していた。
さっき入口で会ったリサももう始めていた。
ドアを開けるとみんな気持ちよく挨拶してくれる。
軽く挨拶をして、アップをはじめる。
時折仲間と談笑できる、この時間が結構好きだ。
なんてことがあったかどうかは知らない
(・∀・)
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