サラ・ヒューズ
ソルトレイクシティオリンピックは、フィギュアスケート界が揺れに揺れた大会でした。
なので少し詳しく書き出したいと思います。
確か、ソルトレイクシティでのメダルの有力候補は、
金 ミシェル・クワン
イリーナ・スルツカヤ
銅 サーシャ・コーエン
でした。
私は前にも書きましたが、見てない時期があり、サーシャ・コーエンとサラ・ヒューズが未知でした。
ヒューズの演技は、ジャンプも演技も飛び抜けて素晴らしいわけでもないけど、明るく元気いっぱいで、このオリンピックを楽しんで滑る演技が印象的。
ショートでは4位発進という、
おぉ、頑張ったね~。良かったね~。スゴイスゴイ(´∀`)
って微笑ましいものでした。
が、採点方式の妙で優勝してしまう事になるなんて、誰に想像できたでしょうか。
確にメダルが取れる位置につける選手であったとは思いますが。
私はこの時、
え、何なに!?何が起こったの!?
ヾ(・ω・`;))ノ三ヾ((;´・ω・)ノ
状態でした。
詳しく説明しますと、
ショートが終わった時点で、
1位 ミシェル・クワン
2位 イリーナ・スルツカヤ
3位 サーシャ・コーエン
4位 サラ・ヒューズ
と、実に順当な(1位と2位がおかしいんじゃないかという意見もありますが)立ち位置についておりました。
フリー当日。
滑走順としては、
ヒューズ、コーエン、クワン、そしてスルツカヤ。
ヒューズはフリーも臆することなく、楽しげに滑りました。
なんと、ノーミス。
この大舞台で自身の中でも一番の演技を披露したんじゃないでしょうか。
その時点でヒューズがフリーで1位になります。
次にコーエンが演技をしたのですが、ヒューズを超える演技はできません。
ヒューズが銅メダル圏内に確定。(自力優勝は無理)
頂上決戦は、クワンとスルツカヤの二人に絞られたはずでした。
が、クワンがフリーで2位になってしまいます。
この時点で、
1位 ミシェル・クワン (0.5+2)
2位 サラ・ヒューズ (2+1)
()内は順位による点。数字が小さい程良い。
スルツカヤがフリーで1位になれば、
スルツカヤが2点
クワンが3.5点
ヒューズ4点
となり、スルツカヤが金メダルを獲得という、物凄く重圧のかかる中での最終滑走。
なんと、ミスをしてしまい、
フリー2位に。
順位による点は、
クワン 0.5+3=3.5
スルツカヤ 1+2=3
ヒューズ 2+1=3
同点の場合、フリーの順位が高い方を上位にするというルールにより、
なんと、全くのダークホース、サラ・ヒューズが金メダルを獲得するという、誰もが予想だにしなかった展開になってしまいました。
わかり易く書いたつもりなのですが、分からないところがあったり、間違いなどありましたらお教えくださいませ。
┏○))ペコリ
でもヒューズは本当に清々しい演技でしたよ(´∀`)
サラヒューズ ソルトレイクシティ
またもや若手の新鋭が金メダルを獲得するという快挙とルールのおかしさで、騒然となった大会。
確にミスをしたから勝てなかったと言われればそれまでなのですが、クワンとスルツカヤにとっては酷な大会であったことは確かです。
あの時の二人の涙は忘れられません。
ちなみに、ソルトレイクシティオリンピックは、ペアの不正採点事件で新採点システムに変わるきっかけになった大会です。
画像・動画
お借りしてます((。´・ω・)。´_ _))ペコリ
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