木曜日の夜は、近所の教会で聖ルシア祭


聖ルチアとはキリスト教の殉教者であり、シラクサ(シチリアの都市)のルチアからきている。
ルチアの母の病が治るように祈り続けるルチアの枕元に聖アガタが現れ「あなたはシラクサの栄光になります。」と告げた。
ルチアの母は病が治り、ルチアを異教徒と結婚させようとしたが、ルチアは持参金を貧者への施しにした。
夜中に家を出て、両手いっぱいに貧者に配る食べ物を持ち、頭にはろうそくの火を灯した。
結婚を拒まれた異教徒はルチアに怒り、彼女はキリスト教であると密告し火炙りにすべきだと主張したが、
兵士たちは聖霊に満たされたルチアを動かすことはできなかった。
最後の拷問として、ルチアは両目をえぐり出されたが、奇跡が起き、目がなくなった後も見ることができた。
絵画や像では、ルチアは盆の上に自分の眼球を載せた姿で描かれることがある。
(ウィキペディアより)

