『僕の細道』の作品評 | 交心空間

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◇ 希有な脚本家の創作模様 ◇


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 NHK-FMシアターで放送となる『僕の細道』について、コンクール審査
で出した私の作品評を掲載します。


『僕の細道』 作・常盤奈津子


 足の悪いおばあちゃんの代わりにお遍路周りをする若者と、途中出逢う医学
生や若い女性、遍路街道で暮らすおじさんとの交流を描いた作品です。若者は、
春から家業の家具屋を継いで仕事に入るという人生の岐路を抱えているにもか
かわらず、ストーリーや葛藤の軸が出逢う人たちに移行しています。もっと主
人公にスポットを当てていれば、感動を与える作品になったでしょう。
 佳作一席に選ばれたのは、他の3作品に比べて台詞(人間性)とストーリー
の運びが自然でスムーズであったところでしょう。しかしながら、随所でナレ
ーションに入るので台詞の良さが半減してしまうのが残念でなりません。


                               以 上

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