昭和30年代の家 | 交心空間

交心空間

◇ 希有な脚本家の創作模様 ◇


テーマ:
 生まれ育ったのは広島市の南に位置する「宇品」という町です。中心を貫く
ちんちん電車(路面電車)の通りからひとつ入ったところに家がありました。
もちろん木造で借家です。六畳と三畳、それと台所の小さな家です。玄関はガ
ラガラっとレールの上を転がして開ける引戸でした。おもしろいのは、二階に
もまた別の住人が暮らしていて、玄関が共有の住まいです。だから表札もふた
つかかっていました。私が幼稚園は入ったころ大家のおじいちゃんが間仕切り
をしてくれて、左側を開けるとが坂本家、右側は二階の住人という玄関になり
ました。
 家の裏には、庭というものではありませんが、洗濯物を干す場所や五右衛門
風呂なので薪を入れておく木小屋がふたつありました。ひとつは、同じ大家に
なる隣の家のものです。これまた共有の場でした。隣の家では犬を飼っていた
ので、裏にはスピッツの「チビ」と、ダックスフンドかな、足の短い「ペス」
がいましたね。チビはやんちゃでよく吠えてたなあ。ペスはおとなしくて人な
つっこい犬でした。自分ちの犬のように可愛がり、よく遊んだのを覚えていま
す。
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昭和の町【大分県豊後高田市に再現された昭和の風景】
サント式住宅【現代にも昭和イズムの住まいを実現】

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