広島弁「にがる」 | 交心空間

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◇ 希有な脚本家の創作模様 ◇


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「腕がにがる」「腹がにがる」


 辞書によると「にがる(苦る)」は『にがにがしく思う。不愉快なようすを
する』と説明してありますが、広島では『痛み』を表すときに使います。それ
も『鈍痛であったり、きりきりズキズキした痛みに変わったりするのですが、
とにかく身体の中から外に向かう痛み』なのです。


 大げさですが、病院に行ってお医者さんに「どうしました」と聞かれたとき
「にがる」を使うと、広島弁を知らないお医者さんだと「?」と目を丸くしま
すね。
「にがるいうたら、にがるよね。あんたァお医者さんじゃろう。そがァなこと
も分からんのかいね」
 そんな無理をいうばあさんもいたようですが、痛みの状態を的確に伝えよう
とすると、本当に「にがる」がぴったりなときがあるんですよ。


 ──広島弁、凄し!

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