二重表現に気をつけよう | 交心空間

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◇ 希有な脚本家の創作模様 ◇


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「努力をつくす」


 一見問題ない文のようですが、辞書によると【努力】の意味は「目的のため
に力をつくして励むこと」とあります。【つくす】は、いくつかある意味のう
ち「精一杯働いたり努力したりする」です。つまり【努力をつくす】は『二重
表現』になります。正しくは【努力する】でいいのです。
 これと同様な表現をあげてみましょう。


◆尽力をつくす  → 尽力する   or つくす
◆違和感を感じる → 違和感を抱く or 違和感がある (……等々)
◆夢を夢みる   → 夢をみる   or 夢みる
◆上を見あげる  → 上を見る   or 見あげる


 外来語を使うときも要注意です。たとえば【クオリティーの高さ】という表
現ですが、クオリティーは「品質」または「上質・高級」を意味します。確か
に【ハイ・クオリティー】という言葉があり、「質が高いこと」を表していい
ます。書き手は「クオリティー = 品質」と捉えていても、果たして読み手は
どうでしょう。その点を考慮しておく必要があるのではないでしょうか……。

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