私の隣の派遣社員 | 交心空間

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◇ 希有な脚本家の創作模様 ◇


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 昨日の記事にTBをいただいた「さかなダイアリー」さんのブログを訪ねて
みました。記事を読んでいると、以前派遣社員をしていたころ、日本の会社で
は「古い慣習」に、外資系の会社では「淡泊な個人主義」にギャップを感じた
とのこと。その記事はアメブロのTBテーマ『常識って何なのでしょう?』に
沿って書かれたものでした。「常識」の一言で片づけるのではなく「相手が十
分納得のできる理由をもって説得を試みること」の締めくくりが印象的です。


さかなダイアリー 記事「自分の常識、世間の非常識 ><;」


 実は、私の隣にも派遣社員が座っています……。
 私には、脚本家の肩書きもありますが、それ以前から建設会社の情報システ
ム部で働いているので、昼間はシステム(プログラム)開発をしています。人
員削減の中、仕事量は増える一方です。そこで、即戦力の派遣社員を受け入れ
たのが今年の7月、私の管轄(チーム)に配置です。
 派遣社員は初めてのことです。彼(29歳)が初出社のとき挨拶を交わしたあ
と、「ウロウロしてください(情報収集は座ってるだけではできないから)」
「ロボットじゃのうて人として仕事してください(派遣とか正社員とかの意識
を排除したかったから)」「言いたいことは俺も言うし、そっちも言うて(私
自身、仕事に遠慮は無用と思っているから)」……そんなことを話しましたか
ね。それから他のチームのところに連れて行き、個人レベルの挨拶をかねて各
チームの仕事を紹介しました。彼にしてもらう仕事には直接関係するものでは
ありませんが、最初に言った『ウロウロ』の実行ですよ(笑み)。
 あれから三ヶ月半、彼の積極性とそれまでに蓄えてきた能力を発揮して、よ
くやってくれています。システムの意図が解らないときは『トコトン質問』し
てくるのが何よりもの評価です。勿論、私の変な例え話やウンチクを交えた説
明に対する『吸収力』も優れています(感謝)。


 確かに「さかなダイアリー」さんの言うように、会社間でのギャップや人間
関係に疑問を感じている人は多いでしょう。そんな時代だからこそ、私は「ド
ラマと同じように」、プライベートでももうひとつの職場でも「人間性を第一
に考えたい」と、頑なに貫いています。
 喜怒哀楽の繰り返しです。良くも悪くも「人間なんだから」と認めたうえで、
必要なら相手の心に踏み込んだり、ヨイショしたり噛みついたり、「あ、そう」
と踵を返したりします。そして、どこかに「自分ではない自分」を置いて自分
と他人を見比べると、これが結構面白くて、反省したり「自分という器が大き
くなったか」と褒めたりしてますね(楽観)。ドラマを書いてきて、私が会得
した『人を観て楽しむ術』です……。

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