交心空間

◇ 希有な脚本家の創作模様 ◇


テーマ:

 どの世界(業界)にもその道のプロフェッショナルを目指すタマゴたちがいます。


 オフクロが膝に人工関節を入れる手術を受けて、入院したときのことです。その病院に
看護学生が実習で来ていて、担当ということでオフクロの世話をしてくれています。それ
こそ話し相手から着替えの補助、身体拭き、ガーゼ交換などひとつひとつが勉強で、実習
といえども大変な仕事です。
 手術後3日目に、オフクロが車椅子に乗せられてレントゲンを撮りにいったときです。
この日はまだ膝を90度に曲げられないので、片脚を伸ばした状態で座っていたようです。
そして、車椅子を押してくれたのは担当の学生さんでした。さらに、学生さんの指導係と
して看護師が付き添っていました。
 病室を出て、エレベーターで1階に下りて放射線科(レントゲン室)へ……。その道す
がら、ロビーの人混みに出たときです。ウロウロと近づいてきた子供の姿を見た指導係が、
伸ばした脚が人に当たらないよう、気をつけることを指示しました。他の人に対してとい
うより、「患者の患部を守りなさい」ということです。もちろん、人だけではなく、壁や
ロビーにある椅子などからも同様です。それを受けて、学生さんも厳しさを奮い立たせま
す。病室で、ベッドの上のオフクロと和やかに話すときの顔つきとは違い、「学ぶ者の目」
「プロを目指す者の意識」が漂った瞬間ではないでしょうか。(オフクロの話を、私なり
の受け取りでまとめてみました)


 つまり、看護師として車椅子を押す場合は、ただ押すのではダメなのです。患者の患部
を把握し、細心の注意を払いながら押すのが「プロの仕事」です。こういったことは、知
っていて当然、できて当たり前なのでしょうが、いざ実践となると見落としがちになるも
のです。しかし看護の世界は生身の人間を相手にするだけに、もしも何かあったときには、
「見落とした」では済まされません。……改めて「厳しさの一端」を知ったときでした。


 学生さん、オフクロの面倒を見てくれてありがとう。辛いことも多いでしょうが、いろ
いろと勉強して、一日も早く「看護のプロ」になってください。

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