冨士山小御嶽神社① | うさみーの御朱印御首題✿歴史散歩

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全国各地、といっても関西圏が多いですが、を旅してお寺や神社で御朱印や御首題を頂いた記録です。
コロナもようやく落ち着いたのであちこち出没再開しています。記事はのんびり不定期に書いております。

ようやく今年夏の富士山近くの神社めぐりの画像を記事化しようと思い立ちました。全く季節違いになってしまいますが。
 
新宿からJR中央本線で大月、そこから富士急行線で河口湖まで向かう「富士回遊」という特急に乗って向かいました。2時間足らずの乗車でしたが快適でした。
 

 
車窓から見た富士山。当たり前ですがどんどん近づいてくるのでワクワクします。
 
 
富士山駅から路線バスに乗って富士スバルライン五合目まで乗車(往復2300円)。季節によってダイヤが変わるようなので要注意です。
五合目のバス停付近から富士山を仰ぎ見たところ。
 
 
五合目まで来たのはいいのですが、本当に文字通り立っていられないくらいの強風で驚きました。帽子とかかぶっていたらすぐに吹き飛ばされていたと思います。
少しずつ進みながらバス停のロータリーの角の小御嶽神社の入口まで進みます。
 
 

冨士山小御嶽神社

ふじさんこみたけじんじゃ

▶御祭神:磐長姫命、桜大刀自命、苔虫命

▶山梨県富士吉田市上吉田小御嶽下5617

 

小御嶽は富士山よりも前から存在し、小御嶽と古富士の二つの山を土台に噴火を繰り返して形作られたのが今の富士山と考えられています。


その小御嶽の山頂で富士山の五合目にあたる場所に937年に創建され、富士行者が参籠するなど富士信仰の中心として崇敬を集めてきました。天狗が神社の御眷属とされ7/1の富士山開山祭でも現れます。


磐長姫命(いわながひめのみこと)は木花開耶命の姉で、姉妹で瓊瓊杵命に嫁ぎますが不器量であったため送り返されてしまいました。しかしその後に火の神を三柱産み、岩のように長い寿命と優れた才能を現わす神様として伝えられています。

 
 
厳しい気候に耐えられるような頑丈な作りになっています。新しめな建物のようです。
 
 
強風はよくあることのようで、社殿は扉が閉まっていて横から中に入れるようになっています。
 
 
社殿の中の社務所。御朱印の受付も右横にあります。
 
 
境内の日本武尊社。手前には大きなゲタと打ち出の小槌が置かれています。
 
 
その前に落ちているように置かれていた大斧。天狗が振り回したと伝えられていて重さが375kgあるそうです。
ただ天狗が振り回したという割に昭和29年と刻印がありますが…。
 
 
画像が沢山あるので②に続きます。