正義という名の男 | まったり超人同盟~キン肉マン irodori応援隊~

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耐久年数を過ぎたオッサンことシーク星人二世が、超人募集採用を目指したり、マンガやアニメの感想を書いたり、お絵かきしたり、まったりしたり…

おこんばんわ~♪

妄想まみれで生きる男、シーク星人二世です。

 

そろそろ梅雨の季節ですね。

季節の変わり目は体調を崩しがちになりますので、皆様は風邪などひかれ

ないようお過ごしくださいね。

 

 

 

さて本日の肉妄想は?

ある一人の超人にスポットを当ててみよう。

 

その超人とは……今話題の中心のこの男!

完璧超人始祖がひとり、完璧・陸式(パーフェクト・シックス)

ジャスティスマン!

(長文になりますのでご容赦ください💦)

 

 

 

キン肉マンという作品には何百体ものキャラクターが登場します。

 

そのキャラクター達はそれぞれ【正義超人】【残虐超人】【悪魔超人】【完璧超人】

【時間超人】【超神】等の様々な属性に分類されます。

 

そして【正義超人】からはアイドル超人

【悪魔超人】からは七人の悪魔超人

地獄の六騎士が、

【完璧超人】からは完璧無量大数軍

等々その属性内で様々なユニットが結成されてきました。

(ところでオメガ六鎗客はどこに分類するべきなのか?💦)

 

 

それら数あるユニットの中で、キン肉マン世界において最強はどのユニット

なのか?

この難問に肉ファンの90%は口をそろえてこう答えるでしょう……それは

完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)だと!

 

 

遥か太古の時代、天界の神々が超人という種に殲滅という審判を下した際、慈悲の

神に選抜され生き残りを許された10人の超人達。

その後神と並ぶ存在となるために、慈悲の神が直々に億年の歳月をかけて鍛え

上げた文字通りの最強ユニット!

その完璧超人始祖の中でも格闘技術、何より隙の無さにかけては群を抜いている

と呼び声高い内のがジャスティスマンという男!

(この人ですこの人)

 

その理想は慈悲の神ザ・マンに最も近いと言われ、

あの悪魔将軍にさえも

「ヤツを倒すとなると少々骨が折れるかもしれんな」と言わしめ

た男なのです。

 

 

「この数億年永遠の盤石を目指し、完璧を目指しひたすら修

行に励み生きてきた男。」

 

頭のてっぺんからつま先まで一分の隙も無いまさに完全無欠を地で行くようなジャスティ

スマン!

 

……ですが何やら最近ちょっと様子がおかしいようで?

 

 

 

 

 

 

【オメガ六鎗客編】のクライマックスにおいて、ついにその邪悪な姿を現した

大魔王サタン!

サタンとはこれまでキン肉マンという作品において幾度となく暗躍してきた邪悪の権化!

なんならキン肉マンの息子の時代【キン肉マン二世】においても執拗に悪の牙を剝き出し

にし、キン肉マン世界における絶対悪として長らくファンの間で認知されてきた

言わばラスボス的存在!

 

そのサタンの野望を挫くために颯爽とかけつけたのがジャスティスマンでした。

おお~っジャスティスマン、カッコイイぞ~\(^o^)/♪

 

 

しかし、この時肉ファンのほとんどがジャスティスマンの敗北を疑わなかった。

 

だっていかにジャスティスマンが強くても連載40周年にしてついに姿を見せたラスボスに

勝てるはずが無いでしょ💦

 

大体みんなこんな予想してたハズ。

 

当のサタンでさえも「ザ・マン本人ならいざ知らず、たかが手下のお

前が私と対等に話せると思うなよ」と、格の違いを主張してました。

 

 

 

しかしフタを開けてみればこれが一方的なまでのワンサイドゲーム……。

ジャスティスマンの完全勝利におわりました。

 

この予想外の結果に肉ファンは騒然!

ネットでは【悲報!ジャスティスマンうっかりラスボスを倒してしまう!】とニュースに

なり、一部のファンの間では「ゆでたまご先生超一流のギャグ!」として

現在でも語り草になっています。

 

 

キン肉マン史上に残る伝説の一戦!

大魔王サタンvs.ジャスティスマン

 

……これは本当にギャグだったのでしょうか?

 

 

いえいえそんなことはありません!

これには現在連載中のシリーズにも繋がる重要な意味があるハズです。

 

それは何か?

そこでシーク星人二世の肉妄想!

 

それはジャスティスマンに何か変化がおこっているのではないか⁉

 

 

 

 

この対サタン戦でジャスティスマンが興味深い発言をしています。

サタンの必殺技サタニックソウル・ブランディングをくらった直後に

「……こんなものか」と、何だか拍子抜けしたようなコメント。

 

さらには

「これがお前の全力の技だというのなら世の無常を感じるな。」

「実体化してもこの程度とは……」

と心底ガッカリしているカンジでした。

 

ひょっとしてサタンと戦うのは初めてなのかな?

とも思えるような言い草です。

 

 

いえいえそれは無いでしょう。

事実サタンとの戦いが始まる直前にジャスティスマンはこう発言しています。

「こんなものが出てきた以上、今こそ我々の出番だ」

「こやつは我らと同じ旧世代の遺物、なかでも最低の部類に属する代物だ」

「後世にそんな負の遺産をのさばらせてはいけない、本来はそういう手合いを始末するのが……」

 

 

 

そして戦いが終わった後のサタンの逃げ口上

やはりサタンと完璧超人始祖は何度も戦っているみたいで、その度にサタンが敗走してい

たのは間違いないようです。

 

しかしサタンが実体化したのは今回が初めてのようで、これまでは依り代にした超人に憑

依して戦っていたのでしょう。

そして毎回ザ・マンに撃退されていたのでしょう。

 

なぜなら仮初のボディを使っていたとしてもジャスティスマンと戦っていたのならその実

力を肌で実感しているハズです。

実力差がわかっていれば自身の敗北を認めたくない程の大敗をむざむざ喫するワケがあり

ません。

兵法における「敵を知り己を知れば百戦危うからず」というやつです。

 

ましてや今回は初めて実体化してその実力を振るうのですから、サタン自身敗北するなど

露とも思っていなかったでしょう。

 

 

そしてそれはジャスティスマンにも言えることで、闘いの最中彼はこう発言しています。

「もはやお前の時代ではない、そして我々の時代でもない」

「だから我々は退く決意を固めたのだ、お前のような不要の者を道連れになぁ!」

 

 

ジャスティスマン……サタンと相打ちする覚悟だったんでしょうね。

 

 

ザ・マンが隠居状態で動かない現状、残された完璧超人始祖は自分一人。

彼自身サタンに勝てるとは思ってなかったんでしょう。

前の闘いで生き残ってしまった自分の命の捨て所として最後の戦場へ戻ってきたつもり

だったのでしょう。

だからこそ拍子抜けのような感想が口からこぼれたのだと思います。

 

 

そう、ジャスティスマンは「完璧超人始祖編」のころよりも強くなっ

ている⁉

 

しかし数億年かけて修行してもはや強さの数値がカンスト状態のジャスティスマンが

「完璧超人始祖編」が終わってここ一カ月でいきなり強くなれるものでしょうか?

一体どんな伸びしろが彼に残されていたというのでしょうか?

 

 

 

ここでシーク星人二世の爆弾発言!

 

シークは完璧超人始祖を最強のユニットとは思っていま

せん!

 

 

結論から言うと彼らには心・技・体のうちのが欠如しているからです。

 

たしかに完璧超人始祖は数億年もかけて技と肉体を極限にまで鍛え上げた猛者たちで、

彼ら以上に強さを求めてそしてそれを極めた者はキン肉マン世界には存在しないでしょ

う!

その意味では「盤石の強さを持った究極のユニット」だと思います。

 

しかし「最強」ではない。

(おそらく単純な強さという点では超神のほうに分があるかなと。)

 

 

心というとジャスティスマンも鉄壁ともいえる揺るがない精神力があるじゃないか、と

いう方もおられるでしょう。

しかし彼の求める完璧な精神とは不確定要素の排除。

感情をはじめとする不安定な要素の価値を一切認めず、それらを排除することで永遠の

安定を築こうと努力を重ねてきた結果のもの。

 

つまりは感情というものの否定でした。

 

「感情に左右される者にはこの世の秩序は形成できぬ」それがザ・マンの教えであり、

それを忠実に体現したのが完璧超人始祖であるのならそれは仕方のない事なのです。

 

そしてそれがかれら完璧超人始祖の限界なのです!

 

 

しかし彼ら完璧超人始祖たちも元は普通の超人、修行の果てに消し去ったハズの感情が

様々な状況で少しづつ蘇っていったのは本編をご覧の通り。

 

 

そしてジャスティスマンにも感情の芽生えが……。

 

「なんたる不覚……なんたる醜態……」

「私の稚拙な判断ミスで、あまりにも、あまりにもゆるしがたいわーっ!」

「この怒り面は……」

アシュラマンとの戦い!

そしてテリーマンとの戦い!

 

完璧超人に欠けているものそれは心の躍動、感情という概念。

感情に揺さぶられながら刹那的に生きる愚か者、そう見下していた下等超人との戦いの

中で頑なだった彼の心にもたしかな変化の兆しが。

 

自分のミスに対する自分自身への憤り!

 

そして……

湧き出す感情のおもむくまま荒々しいテキサスファイト!

 

こんなジャスティスマンは今まで見たことが無ーい!

 

 

この変化を彼は意識しているのか無自覚なのか?

ただ言えるのはジャスティスマンは自分自身の湧き出す感情に嫌悪感を持っていない。

それを受け入れようと心を開いているように見えます。

 

正義という名の器に今、心が宿ろうとしている……。

これこそがジャスティスマンに起きた変化なのだと思います!

(もし違っても妄想なので責任は負えません💦(笑)。)

 

 

だって以前はいつもムッツリでこんな顔してたんですよ。(/o\)💦

 

それがいまやこうですよ

いい笑顔や♪

というか他人に優しい笑顔を向ける男ではなかったハズ!

誰だよこのナイスガイラブ

 

 

 

そんなジャスティスマンの身にいま大変な事態がおこっている⁉

それは是非自分の目で確かめてほしい!

 

本日、日曜の深夜0時に週プレNEWSでキン肉マンの最新話が更新されます!

 

今週もみんなで読もうキン肉マン♪