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場所:富士見パノラマリゾート
朝の気温:-2℃
天気:概ね曇り→雪
雪質:上部はソリッドな圧雪の上に人工雪、下部は柔らかめ
道路への積雪:無し
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わたくし降り積もって圧雪された雪は大好きですけど、
降ってる最中の雪は嫌いです。
今日あたり金~土の超ドカ雪後の晴天で典型的なThe Dayだと思いますけど、
そんなことより圧雪バーンでカービングしたい派です。
というわけで土曜日は志賀高原エリアの大雪を避けて富士見パノラマリゾートに移動しました。
ここは晴天率85%という人工雪メインで営業しているゲレンデの一つです。
この地域は他にもブランシュたかやま、シャトレーゼなど人工雪で営業しているゲレンデが多数あります。
ちなみに天然雪はゼロで、コース以外は白く薄化粧した程度の状態で地面が露出していました。
天気に関してですが、晴れたり曇ったりチラついたりと忙しい天気でした。
そして午後からは雪が本格的に降ってきました。
雪質に関してですが、ここは上部と下部で大きく性質が異なります。
下部に関してですが、雪が柔らかめです。すぐに荒れていきます。
上部に関しては、下地はカッチリとした平らに整った圧雪バーンです。
この下地部分に関してはブランシュたかやまのようなソリッドな良い感じの状態でした。
ただその上に追加の人工雪を振りまいていて、そこはあまりキッチリとは圧雪していない感じです。
この上層の雪がすぐに削れてしまいます。
コース幅はどこも制限されており、端っこは地面が露出していました。
ネット等の規制が無い部分も多いので、勢い余って突っ込んだら大変なことになります。
各々のコース説明
■Fコース
初級の一枚バーン。
雪は柔らかめ。
練習にも良いけど、カービングする場合は若干斜度が物足りないかも。
コース幅は全体の2/3から3/4くらい?端はNG。
■Aコース
前半半分はほぼ斜度の無い移動専用コース。
その後強めの斜度をちょこっと滑ったら終わり。短い。
雪が締まっている。
コース幅は狭い。
■Bコース
比較的斜度強めでコースのうねりは大きい。
後半の斜度はそれなりに強い。短め。
コース幅は少し狭め。
■Dコース
上級となっているけど、全体のイメージとしては他の中級と同じくらい。
ただ一か所だけ斜度の強いバーンがあって、これが上級の所以だと思う。
この辺りになると雪が柔らかめになってきている。
コース幅はぼちぼち。
■Eコース
コース幅はぼちぼち。
雪が柔らかめ。
ゴンドラからのA~Eコースがメインなのですけど、全体を通して左右の蛇行とコースのうねりが非常に強いです。
コース幅がそこまで広いわけじゃないため、全体を通してカービングにあまり向いているコースじゃないなって印象です。
また、標高による雪質の差異があるため、ゴンドラでA~E周回するよりはA、Bコースを周回する方が良いのですが、
A、Bコースは狭く短くとなんとも微妙です。
なんというか一言で言うと、面白くない。と感じてしまいます。
これは個人的にですが、同じ晴天率85%仲間であるブランシュたかやまレベルのクオリティを期待してしまったゆえなのかなって思います。
施設について
駐車場からゲレンデまでが遠いです。結構な階段です。
駐車場 -階段・階段- 更衣室 -階段- ゲレンデ
こんな感じです。
また階段ですが、コンクリ+端部が鉄で補強されています。
これがね、ちょっと危ないなぁって。
スキー靴ってガッチガチじゃないですか。
歩く時って必然的に片足での爪先立ちの瞬間があるんです。点加重です。
改めて考えるとすごくアクロバティックで危ない歩き方ですよね。スキー靴って。
階段を降りる時、この爪先の点加重が鉄の上だとズルっといきそうで怖いです。
更衣室のロッカーは使用料500円だったかな。
デポジット100円を取ることで開け閉め自由になっており利便性は高いです。
階段の面倒くささを利用したえげつない商売といわざるをえないです。
くやしい!でも利用しちゃう!
リフト待ちについて
小中のスキー教室で初級コースの第1,第2リフトは混んでいました。
ここは上級者グループも基礎レッスンによく使う様で行列ができやすい様子です。
ゴンドラ沿いのコースに関してはほぼリフト待ちゼロどころかリフトは空席ばかりの状況でした。
そもそもの話、志賀・白馬・野沢方面に行く人が多いんだと思う。
なんせここは未だに天然雪ゼロだからね。
富士見パノラマリゾートから志賀高原一ノ瀬までとして、1時間40分ほど。
カービング大好きな基礎スキーヤーはブランシュたかやまもあるしね。所要時間1時間程度。
そりゃ別のゲレンデ行っちゃうよねー。