パンフの仕様 様式:Z折り 寸法:210mm×100mm 印刷:4色 マットコート紙 108.6g/㎡(実測値) 90kg(四六判)と思われる スキー場公式サイト http://charmant-hiuchi.jp/ |
このスキー場は今まで下記のように紹介していいる。
1999 https://ameblo.jp/ski-pamphlet/entry-12207909385.html
2014 https://ameblo.jp/ski-pamphlet/entry-11823512607.html
2017 https://ameblo.jp/ski-pamphlet/entry-12235302882.html
今シーズンは、至ってシンプルな表紙。
あえて見どころを見つけるとすれば、用紙の選択。
印刷された部分はインクの光沢があるので光を反射するのに対し、用紙にマットコート紙を使っているので反射が抑えられている。
その結果、光線の具合によっては人物が際立つようにみえる。
これを「狙ってやっている」のであれば、やるなぁ!と思うのだが、私みたいなよほどの物好きじゃないと気が付かなさそう。
中身を見ていこう。表紙を含めた面がこれ。
非常にスッキリしている。見出しでさえも黒い文字。アクセントカラーで深緑色を使っているのがアースコンシャスっぽくていい。写真も小さいので、全体的な雰囲気を壊さない。
「情報を伝える」という本来のパンフレットの目的をきっちり果たしている。パンフレットのお手本と言っていい。
そして、裏面がこれ。
トレイルマップは以前からの使いまわし。ここに限らず他のスキー場でもそうなので別にとやかく言う必要はない。逆に、ここの色使いを変えられないので、ほかの部分はコース図を元に色設計をしているのではないかと思える。
この面は、写真が多いのだが、これまた派手な色がないため、結果的にまとまった印象を与える。
あえて難癖をつけるであれば、上半分のボディコピーの文体がまちまちなところ。
下の画像のハッチングしたところがそれ。3箇所のうち、両側は「ですます」調なのに、真ん中は「である」調なのである。なんか細かいことを言うようだが、ここぐらいしかツッコミどころがないほど、素晴らしい出来のパンフなのである。
最後に、タイトルの元ネタはこれ。
昨シーズンに引き続き、このスキー場の「中の人」がお気に入りの曲で締めよう。
こういう歌い方というか声質だし、ややディストーション気味のギターとの相性も良さそうなので、スガシカオの「青空」とかBONNIE PINKの「Heaven's Kitchen」みたいな曲調の歌が合うのではなかろうか。
とかなんとか言って媚を売るというのも、我ながらあざとい。