東南アジアに旅行に来る際、楽しみなのは
シーフード。でも正直。。。
ホーチミン市内はそんなに安くありません。
海辺の街まで足を伸ばせば、びっくりするほど
安いのですが、市内の綺麗なレストランは、
むしろ驚くほど高いこともあり、知らないお店に
気軽に入るのが困難。
またローカルのお店だと安いところもありますが、
今度は初心者にはオーダーが大変。メニューがあっても
ベトナム語。水槽に食材が色々とあっても、それを
指定するところまではできて、調理法の指定ができない。
でもここなら大丈夫。
場所は9月23日公園の地下にできてる、
Asiana Food Town という、たくさんのお店が
集まった屋台街のようなところ。
えー、こんなところのお料理って安っぽくない？
と思われる方がいらっしゃるかも知れませんが、
そこはベトナム、食には厳しいお土地柄。
もちろんこれだけの数のお店があれば、中には
そこまででもない、というところもあるかもですが、
少なくとも試して見た人からの評判は良いことが多く、
値段もお手頃だから試してみる手はあるかも。
で、今回ご紹介したいシーフードのお店がこちら。
貝料理がいくつかと、カニやエビの料理がメインで、
一番の売りは、「エビ鍋」です。
でもまずは色々食べて見ましょう！
巻き貝のココナツミルク煮。
ホーチミンで見られる（日本人には）変わった貝料理
の代表格でもあり、でもココナツミルクが苦手じゃ
なかったら、日本ではなかなか味わえないポピュラーな味。
貝の尖った方が一つ一つカットされており、
太い方の貝の身の出口に口をつけて、チュッと
吸えば、ちゅるんと中身が出て来ます。
食べるのも簡単。
シンプルな蒸しエビは、手長海老が素材。
写真は、ココナツジュースか水で蒸したシンプルなもの。
これが絶妙の火加減で、ただのエビに見えつつ、
とても「頃合い」に仕上げられており、シンプルに
ライムを絞ったお塩でいただくのが最高。
ちなみにこの量で、700円前後。
お得だと思いませんか？
また、このシンプルな蒸しエビの他に、タマリンドソースで
和えたものや、ガーリックで炒めたものなどもあるので
人数がいるなら、食べ比べてみるのも面白いかも。
屋台村のようなところ野間口の小さなお店ですが、
水槽を構えていて、エビは生きたまま確保しており、
注文が入ってから調理するので新鮮そのもの。
エビざんまいを気軽な価格で楽しめます。
でもせっかくなので、カニのために胃袋をとって
おいてももらいたい。
豪快でしょう？
これも先ほどくらいの価格。
写真はタマリンドソース炒め。
カニはちょっと面倒くさいと思われる向きもあるかも
ですが、身がしっかり入っていて食べ甲斐がありますよ。
味噌もたっぷり。
甘酸っぱいソースをたっぷりからめながら楽しみましょう。
そして、一番の目的がこれ。
豪華なエビ鍋！！
スープはベトナム式のカインチュア、と呼ばれるトマトや
パイナップルを入れた甘酸っぱいスープがベースで、
そこにいろんなお野菜がたっぷり入っています。
ブン、と呼ばれる、そうめんのような細い麺が別添えで
付いて来ますが、これは鍋の中に入れず、食べるぶんだけ
手元の器にとって、そこにスープや具材をかけて食べましょう。
ブンはすでに火が通っており、水分をかけることで
簡単にほぐれます。逆に鍋の中に入れてしまうと
回収が難しく、鍋を焦がす原因にもなるのでお気をつけを。
エビは鍋が生臭くならないよう、一度さっと揚げたものが
使われています。殻は剥きやすいよう、切り込みが入れ
られており、カニよりは食べやすいし頭の部分の味噌は
スープととても相性が良いのと、周りが屋台村みたいな
気楽なところなので、ガシガシと味わってくださいませ。
超ローカルなお店に比べると、激安、とは言えませんが、
ボリュームもあり、屋台とは言え味も大変よくて
とってもお値打ちなお店。実際、ローカルの方が多い
フードコートなのですが、こちらのお店は特によく
出ているように見受けています。
屋内だし、クーラーが聞いているし、手が汚れても
清潔なお手洗いが近くにあるので、すぐに洗いに行けるし、
ローカルフードを、外国人にも気安い環境でいただける
のは、とても貴重。
周辺はバックパッカー街で、ベンタン市場からも
さほど離れておらず、旅行者の方には大変使いやすい
位置にもあると思います。
エビカニがお好きな方には是非とも試してみて欲しい
お店です。周辺の他のお店の料理も色々取り混ぜて
楽しめるのでお得ですし、楽しいですよ！
店 名：Lau Tom 5 Ri
住 所：4 Pham Ngu Lao Q1 Asiana Food Town内
営業時間：10:00 - 22:00
予 算： 200,000 - 300,000 vnd