岩仲間のKさんと、三重県まで遠征し、御在所岳でクライミングしてきました。

19日 21時に広島を出発し菰野ICまで高速を乗り継いで500㎞程移動し、蒼滝公共駐車場

に、翌日3時に到着、車中で仮眠し6:00起床し、藤内小屋にむけて出発しました。

 

20日 夕方 やぐら上部から、前尾根 P5~P3 を望む

 

蒼滝公共駐車場 3:00 この場所が判り難く、夜中に20分程うろうろしました。

この上部に、湯の山かもしか大橋という高架橋があり、ナビが、そこを案内するので、

なかなか見つけられず(^_^;)  蒼滝公共駐車場は真下にあるので、緯度経度はあってる。

朝まで、車中泊 小型車ですが、なんとか2名寝れました。 2時間程度の睡眠で眠い・・・

20日 蒼滝公共駐車場 6:00起床

コンビニで買っておいた、おにぎりと味噌汁で朝食  テント泊装備+クライミング装備を

ザックに詰めて 7:10に出発。 自分は20㎏越え  Kさん 25㎏越え   重いです。。。 

御在所岳ロープウェイ乗場を経由して、藤内小屋にむかう。 7:18

蒼滝不動尊経由で石の階段を登り降りし、蒼滝大橋の下を通り、三滝川に沿って登っていく。  

大きな鉄格子の砂防ダム 8:00

七の渡し  8:03

藤内小屋 8:25  いやー 重かった ザックに入らない装備は、外に縛り付け運んだ。

藤内小屋から川を渡った箇所に、少し開けた場所があったので、ここにテント設営。 8:30~

クライミング道具をサブザックに詰め替えて、藤内壁に向かう。 9:25~

藤内壁出合 9:52  ここを左に向かう  いよいよ ロッククライマーのエリアに突入。

藤内壁 一の壁、中尾根が見える。        テスト岩  ここを登ると、前尾根取り付き

1ピッチ目 P7ノーマルルート下部 Ⅴ  10:25~

取り付きには、まだ誰もおらず、一番乗りじゃ  準備してるまに、後続が4パーティ程に

P7ノーマルルート上部 Ⅴ                     2ピッチ目 P6リッジルート Ⅳ

どんどん 後続が登ってくるぞ (;^_^A   こちとら まだビレイ支点まで到着してないのに。。。

3ピッチ目   P5までなだらかに歩く                    4ピッチ目  P5ノーマルルート Ⅲ

P4北谷側トラバースルートに向かう Ⅱ~Ⅲ  5ピッチ目 P4北谷側トラバースルート 

後続パーティが、カムルートなのに、カムも持たずに、慣れた感じで登ってくる。

セカンドが出発すると同時に、早く登れと言わんばかりに 次のトップが登ってくるのだ!! 

マジかよ(^_^;)

6ピッチ目 P4凹角ルート Ⅳ             7ピッチ目  P4の下りと歩き Ⅱ 

煽りまくる、若者パーティに、嫌気がさし  ここで小休憩とし 後続パーティ数組に先を譲った。    

8ピッチ目  P3スラブ下部 Ⅲ           登ってきた前尾根   高度感ありますね

左側に、中尾根を望む  怖っ            9ピッチ目  P3 クラックルート Ⅴ

P3 クラックルート 中間部                乾いた岩で、フリクションばっちり

このクラック、どう登ればいいのか迷ったが、体の向きを変え、突っ張ったりしてたら登れた。

10ピッチ目 P3スラブ上部 Ⅲ           これを下りれば P3 完了です。  15:40

P2 櫓(ヤグラ)Ⅳ  先行パーティがクライム中   少し待って 我らの順番がくる 16:00~ 

   

Kさん P2 安定した登りで RP          いよいよ 自分の番 最終クライム  16:30

背後に、P3の岩峰が見えた。           P2 やぐら クリア お疲れ様でした。 16:50

  

日暮前、やぐら上部より、ロープをセットし懸垂下降でコルに下る。  17:00~ 

 

17:20 暗闇の中、急峻なアプローチをくだる。 このアプローチが 滑落しそうで 怖い怖い。

※下山時に遭遇した不思議な体験   

  アプローチを無事に下り、裏道登山道に合流し、これで大丈夫と安堵しながら、五合目を

  下ったあたりで、 時間は19時ぐらいだったと思いますが、周りは木々に覆われ真っ暗闇

  の中、登山道を、登ってくるヘットランプの灯りが一つ。  こんな時間に誰だろう?

  すれ違い時に、”今晩は”と挨拶し よく見ると ピンクのダウンを着た若い女性だった!!

  こんな夜道、まして一人で どうしたんだ?  気になり、”どうしたの” と声をかけると

  「忘れ物を取りに」 と。。。

  自分たちは、ヘトヘトで下ってたんでサポートする元気もなく、”気を付けてね”と 声を

  かけてから通り過ぎたのだが。。。 

  よくよく考えると、この真っ暗闇 一人で忘れ物を取りに行かせるパーティってないよな

  普通は、夜が明けてから探すよな  ましてや 若い女性が一人でなんて おかしい。

  自分たちは2名だから、真っ暗な夜道も怖くはなかったが、一人で歩く気にはならない。

  少し 背中が ぞっとした。      

市街の灯りと月の灯が印象的でした。        テントにて 晩飯 19:30~

前尾根を登った余韻に浸りながら、担いできた、赤ワインで祝杯をあげました。 (^^)v

睡眠時間 2時間 クライミングし ヘトヘトで下山  すぐに爆睡となりました。(-_-)zzz

 

前尾根も岩々でしたが、それより、下山のアプローチ道のほうが冷や汗ものでした。