サウンドトラック秘宝館

スコア盤を中心に紹介する、ちょっと(ちょっとじゃないかf^_^;))マニアックなサントラレビューです。


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death


DEATH WISH Ⅱ
監督:マイケル・ウィナー
音楽:ジミー・ペイジ
主演:チャールズ・ブロンソン、ジル・アイアランド、ヴィンセント・ガーディニア、アントニー・フランシオサ、J・D・キャノン、ロビン・シャーウッド
1982年アメリカ映画



・・・・「チャトズ・ランド」の監督&主演つながりで紹介します。
ウイナー&ブロンソンのコンビによる「狼よさらば」の続編。
前作でチンピラに暴行されて精神的に病んでしまった娘を連れてニューヨークからロサンゼルスにやってきたブロンソン。
しかし、ここでもまた娘が街のチンピラの毒牙にかかってしまい、ついには娘が自ら命を絶つという救いようのない状況に、
遂にまたまたブロンソンの怒りが爆発します。
前作のように片っ端からチンピラを始末していくのではな<、本作では娘を死に追いやった張本人たちを追い詰めていきます。
このあたり、「チャトズ・ランド」になんとなく似てる(^^;)
ビデオ版より長尺のDVD版は劇場公開バージョンと同じだそうで、暴行シーンが長いという噂です。
お子様とのご鑑賞はお気を付けください。


音楽は、前作のハービー・ハンコックからなんとレッド・ツェッペリンのジミー・ペイジに交代。
ツェッペリンのギタリストとして超有名な彼がサントラを手がけるということで、
当時はたいそう話題になったものです。
しかし、サントラとロックの両方を聴く耳を持ってた僕には楽しめましたが、
双方のフアンには受け入れられなかったようです。
1982年のラジー賞音楽賞にノミネートされたりしています。
スコア盤ですから、端からロックのダイナミズムを求めるのは筋違いみたいなところもあるので、
どの辺で妥協するかというところだと思います。
逆にサントラの世界から言えば、もともと映画音楽の作曲家ではないのですから、
ロック・ミュージシャンにシフリンやフィールディングのような音を期待する方が可哀想かも(^^;)
確かに、ジミー・ペイジもアンダー・スコアを意識しすぎたのか、

ロック・アルバムとしては楽しめない内容です。
作品のテーマがテーマだけに余計作るのに苦労したかもしれません。
彼のギターがフィーチャーされたインスト中心ですが、カラッとした印象はあまり有りません。
それでも、レッド・ツェッペリン亡き後、彼が出したソロ・アルバムということで、
3曲収録されたヴオーカル曲などは、ツェッペリンの面影が残っていて結構楽しめました。
うち2曲はクリス・ファーロウ、1曲はゴードン・エドワーズが歌っています。


これ、日本でだけCDが出ましたが、今はオークション等でとんでもないプレミアが付けられています。
但し、Book Off等ではカス同然の不当な扱いを受けていて、1000円でおつりが来たりします。
好きな方は店頭で見つけたら即買いですよ。
なお、この続編(つまり3作目)「スーパーマグナム」でも同じスコアを流用しているので、
音楽担当はジミー・ペイジということになっています。

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チャトズ・ランド

CHATO'S LAND
監督:マイケル・ウィナー
音楽:ジェリー・フィールディング
主演:チャールズ・ブロンソン、ジャック・パランス、ジル・アイアランド、ジェームズ・ホイットモア、リチャード・ジョーダン、リチャード・ベースハート
1972年イギリス映画



「狼よさらば」のマイケル・ウィナー監督が「男」ブロンソンを起用して撮った異色ウェスタン。
この頃のウィナー監督って、一番脂が乗っていた頃でいい作品を多く輩出しています。
これもその1本。
保安官を殺したインディアン(ブロンソン)を白人が追撃隊を組織して追うというお話で、
逆にインディアンの聖地に誘い込まれて返り討ちにあってしまうまでを描いています。
ブロンソンが口数の少ない筋肉ムキムキのインディアンを演じています。
まさに「男の体臭!!」という感じです。
こういうのやらせるとブロンソンはすごく上手いですね。
しかし、本作のブロンソンって今観ると、ムキムキのロン毛のオッサで、しかもほとんど半裸という風
貌が結構ヤバいです(^^;)
ブロンソンの愛妻ジル・アイアランドも仲良く出ています。



音楽は、ジェリー・フィールディング。
西部劇の音楽ということで、アクションものに比べて豪快でダイナミックな曲が多<収録されています。
60年代の傑作「ワイルド・パンチ」より派手かも知れません。
派手ですが、血湧き肉躍るという感じではなく、表情は至って「クール」。
この乾いた手触りが、いかにもフィールディングという感じです。
スコアの中に、よく聴くと「ワイルド・パンチ」から流用したような部分と、後の「アウトロー」で聴かれる
劇伴の原型とも取れる曲があったり、「ワイルド・パンチ」から「アウトロー」への橋渡し的なフィール
ディング流ウェスタン・ミュージックになっています。
当然、彼のトレードマークでもある「スネアドラム」がここでも活躍しています。
フィールディングはほとんどのスコアでスネアドラムを多用しますが、
その集大成として「アウトロー」に行き着いたのでは‥・な~んて勝手に思ったりします。
子供の頃、初めて「アウトロー」を聴いた時、西部劇にどうしたらこんな音楽を思いつくのかと
衝撃を受けましたが、彼のスコアを時系列を追って聴いていけば納得できちゃいますね。
米lntradaレーベルから、例の1500枚限定盤シリーズとしてリリースされています。

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class


CLASS OF 1984
監督: マーク・L・レスター
音楽: ラロ・シフリン
出演: ペリー・キング、ロディ・マクドウォール、ティモシー・ヴァン・パタン、メリー・リン・ロス、マイケル・J・フォックス、ステファン・アーングリム
1982年 アメリカ/カナダ映画



学校荒廃を扱った映画と見せかけて、実はバイオレンス・アクションという作品。
暴力が横行する荒廃した高校へやってきた新任男性教師と、高校を支配する不良グループとの対立が次第にエスカレートして・・・というストーリー。
「コマンドー」や「炎の少女チャーリー」などを手がけたマーク・L・レスター監督作品です。
教師に対する不良グループの仕返しが次第にエスカレートし、ついには教師の奥さんがレイプされてしまいます。
まあ、ここまで来たらさすがの聖職者もキレるでしょうという感じで、教師が不良グループを次々に惨殺していきます。
この辺はかなりカタルシスを感じさせたりして、結構アブナイ映画かも知れません(^^;)
不良のリーダー役のティモシー・ヴァン・パタンは、親兄弟みんな俳優のヴァン・パタン・ファミリーの1人です。
親戚のおっさんにマーティン・バルサムなんかもいます。
また、若き日のマイケル・J・フォックスがいじめられっ子の役で出ています。



音楽は、ラロ・シフリン。
劇伴は、シフリンとしてはそこそこ平均点的なスコアを提供しています。
出色なのは、オープニングに流れるアリス・クーパーによる主題歌。
70年代から活躍する、どちらかと言えばキワモノ的なハード・ロックおやじですが、
この主題歌はなんとバックにローズ・ピアノのグルーヴィーな音が挿入されています。
なんか「Stuff」みたいな、ちょっとクロスオーバーな(^o^)ハード・ロック・チューンになっています。
この曲が聴きたくてサントラ探したのですが、サントラは発売されず、がっかりしていたところ、
テーマ曲のみ、アリス・クーパーのアルバムに収録されていました。
「Zipper Catch The Skin」なんて、男なら誰でもこれは痛いだろうなあと思う、
イキなタイトルが付いたアルバムの3曲目、「I Am The Future」がそれです。
てっきりアリス・クーパーの手による曲だと思っていたら、クレジットを見ると
シフリンが作ってました。
ローズが入っていたのはそのせいだったのかあ、と妙に納得。
シフリンとアリス・クーパーのコラボなんて、スゴくカッコいいと思うのは僕だけでしょうか(*^_^*)

映画のサントラの格好をしたディスクは、ドイツでシングル盤が出ただけみたいです。(上の写真)


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1/22、アカデミー賞のノミネーションが発表されました。

気になる作曲賞の候補は・・・・



 「つぐない」              音楽:ダリオ・マイアネッリ


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 「君のためなら千回でも」     音楽:アルベルト・イグレシアス 


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 「フィクサー」             音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード


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 「レミーのおいしいレストラン」   音楽:マイケル・ジアッチーノ


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 「3:10 to Yuma」           音楽:マルコ・ベルトラミ

yuma



の5作品。


どれも、うちのブログで全く紹介したことのない作品というのが

ちょっと気になります(^^;)



この中で気になるのが5番目の「3:10 to Yuma」。

57年のグレン・フォード主演の西部劇「決断の3時10分」のリメイクですが、

オリジナルよりも評判がいいようです。

西部劇といっても、シンプルで乾いた感覚のスコアのようです。

まだアルバムを未聴なのですが、ちょっとマカロニの雰囲気がある音のようです。

といっても、エコーのかかったエレキギターによるコテコテの音ではないようですが・・・


「レミーのおいしいレストラン」は、ディスク持ってるのに、

未だに封を開けずにしまったままでした(^^;)


他の3作品は全くノーマークでした(^^;)

きっと僕は今のサントラの王道からは

明らかに外れた路線をいっているのでしょう(*^_^*)

ブログのタイトル、「サントラ裏街道」に変えよかな(ToT)

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VON RICHTHOFEN AND BROWN
監督:ロジャー・コーマン
音楽:ヒューゴ・フリードホーファー
主演:ジョン・フィリップ・ロー、ドン・ストラウド、バリー・プリマス、カレン・ヒューストン、コリン・レッドグレーブ、トム・アダムス
1971年アメリカ映画


B級ホラーの量産で知られるロジャー・コーマンが自らメガホンを取って作った航空戦争映画の隠れた名作。
まだ複葉機が活躍していた第1次世界大戦のドイツ空軍とイギリス空軍の戦いを背景に、
ドイツ空軍が誇る撃墜王「レッド・バロン」ことリヒトホーフェンと、イギリス空軍のパイロット、ロイ・ブラウンの2人を対比させながら描いています。
「空軍大戦略」にヒントを得て、舞台を第1次大戦に移して「ブルー・マックス」みたいな作品を撮っちやえ、
みたいな発想がベースにあったかどうかは分かりませんが、
本作はB級の匂いを感じさせない堂々とした作りになっており、見応えも十分です。
特にCGの無い時代に実際に複葉機の実機を飛ばして撮影した空中戦は迫力十分です。
騎士道精神に則ったフェアな戦争から、「奇襲」もありの近代戦へ移行していく過程も描かれていま
す。
ロジャー・コーマンって、「ギャラクシー・オブ・テラー」等のB級SFの製作ばっかりやってる人と思われがちですが、
こんな優れた作品も撮ってるようです。
また、この人は人材の発掘にも長けていて、無名時代にこの人に見いだされた映画人には、
ジェームズ・キャメロン、フランシス・フォード・コッポラ、ロン・ハワード、マーティン・スコセッシ、ジョー・ダンテ等々がいます。


音楽は、50年代を中心に活躍したベテラン、ヒューゴ・フリードホーファー。
キャリアとしてはマックス・スタイナーやアルフレッド・ニューマンあたりと同時期の人といえるでしょう。
本作はこの人の晩期の作品で、B級のイメージの強いコーマン作品に格調高い風格を与えています。
戦争映画にありがちな勇壮なマーチを敢えて避けて、
複葉機の飛行シーンを表現した雄大なスコアやキャラクターの人物描写に重点を置いた深みのあるスコアになっています。
―聴すると70年代の作品としては時代錯誤的な印象も受けますが、
堂々とした作風には圧倒されます。
小手先のミリタリー・スコアではな<、交響曲のような音作りはスゴイ。
サントラ盤は、同じくこの人が作曲した「Private Parts」という未公開映画とカップリングしたLPが発売されました。
本作からは、20分弱の組曲に再編集したものが1曲収録されていました。
後に一応CD化もされましたが、もともとがブートのような怪しげなアルバムだったので、今では入手困難かも知れません。
しかし、このジャケはどうにかならないかなあ。

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