２０２０年５月のカード
８０番 ゼータ・レティクル（現在・第２期）家族を受け入れる
ゼータ・レティクルは肉体を拒絶した種族の元型を表します。
ゼータ・レティクルは進化を望むあまり、そして肉体を持つことの不快さを避けたいあまり、
すべての感情を抑圧し、知性の発達のみに専念しました。
この種の不均衡は一定の間しか維持することはできません。
やがてマインドと感情の深刻なアンバランスはさまざまな種族の危機を生み出しました。
この話はみなさんのほとんどが知っているはずです。
絶滅の淵から逃れ、次の進化のステージに移行するためには、
ゼータ・レティクルは自らの怖れと向き合う必要がありました。
それは感情への怖れ、無防備になることへの怖れ、
そして自分の手でコントロールできない未知の世界への怖れです。
まず、ゼータ・レティクルは心のつながりの大切さを学び直す必要があることに気づきました。
それが彼らの踏み出した第一歩です。
心のつながりがないと、互いを思いやることができず、
結果として孤立してしまいます。
ゼータ・レティクルはやがてボランティアに志願した人間たちの助けを借りて、
肉体を持った転生に不可欠なこの一面について学び直し、
これによって種族全体の意識が鍊金術的変容を遂げました。
今の地球人も、形は違えど、同じような危機に直面しています。
意識の進化をうながす銀河のエネルギーがますます加速するにつれ、
歯磨き粉のチューブを絞るように古い痛みが絞り出されて表面化し、
人間はさらなるプレッシャーを感じています。人間とゼータ・レティクルはどちらもベガ系の種族です。
ベガ系であるがゆえに、感情を受け入れ、健全なかたちで感情を扱うことがもともと苦手です。
銀河のエネルギーのプレッシャーが増せば増すほど、
人間は壁をつくり、その壁を何が何でも守り通そうとしています。
これはみなさんの世界のSNS上でも起きていることです。
SNS上に見られる攻撃的で二極化された表現や、反社会的態度は、
それを書いている当人の「現実世界」にはさほど影響を及ぼしません。
しかし、そのような振る舞いは内的世界に甚大な影響を及ぼすのです。
この分離と孤立の連鎖を断ち切るためには、
今まで以上に自制心を持って生きる必要があります。
誰かに攻撃的な態度を取られたら、やり返す代わりに、
攻撃した本人が多くの痛みを抱えているのを思い出すということです。
だからと言って相手の行動が正当化されるわけではありません。
しかし、これはハートを開き、相手の痛みに慈しみを持って接する機会です。
エネルギー的な形でもいいので、中立の気持ちで相手に手を差し伸べてみましょう。
これを表面的な精神論としてとらえず、定期的に実践すれば、
あなた自身のハートの奥深い部分に入っていくことができるでしょう。
そして、ハードな人間世界を生きていくためにあなたが切り離してきた部分と再びつながるのです。
本物の変化を起こすには内側から始めよ、と私たちがいつも言っているのはこのためです。
今こそ、あなたが人間として生きていくために切り離し、
押しのけてきた部分とつながり直す時です。
あなたの最高次の可能性を表す「人間の原初のひな型（テンプレート）」とは何でしょう？
それは豊かな感情を持ちつつバランスの取れた人間、自分の痛みの奥深くに入るのを怖れず、
そのため喜びの奥深くにも入っていくことのできる人間です。
自分の感情を深く感じることができれば、今までとまったく違う、
新たな力強い形で他人とつながることができるでしょう。
仮面が取れるということです。
人間は誰しも痛みを抱えていることに気づくので、最も分厚い鎧のような衣装もおのずと消滅します。
そして、人間という共通の体験をしている点で誰しも対等であることに気づき、
互いを引きずり降ろそうとする代わりに、互いを高め合おうとしはじめます。
それがこのカードの精神です。
家族を受け入れるためには、まずは自分の弱さと痛みを受け入れなければいけません。
そこから人類という家族を、鏡に映った自分として受け入れるのです。
このような形で互いを受け入れて、はじめて宇宙の家族を受け入れる準備が整います。
私たちはそこであなたを待っています。
ーリサ・ロイヤル＆ジャーメインー
www.lyssaroyal.net | www.solischool.org
カードのさらなる意味についてジャーメインが解説する動画を見たい方は、
リサのYouTubeチャンネルをご覧下さい。
https://www.youtube.com/channel/UCeuLbnOjJBUfqqm2KEqkpLA
★ ジャーメインによる、ギャラクティックエネルギー「ゼーターレク
5/9（土） 12：00～12：30
￥12,000（税込）
お申し込みは、5/8（金）１5：00までのお申し込み＆ご入金。
こちらからお申し込みください。
