第73回JKC通常総会(データの推移)

会員数７５,５９４名、愛犬クラブ８６６クラブ、世界９５ヶ国加盟FCI（世界畜犬連盟）所属

農林水産省、環境省、２省庁公認、発足から７３年と歴史のある犬業界最大手の一般社団法人ジャパンケネルクラブの通常総会に参加してきました。

1位から5位までが前年度と同順位で、プードルに至っては１１年連続の１位です。犬籍登録頭数は、前年度比１０１，６％で増加傾向にあります。


★２０１９年度

→１位・プードル

→２位・チワワ

→３位・ダックスフンド

→４位・ポメラニアン

↑５位・フレンチ・ブルドッグ

→６位・ミニチュア・シュナウザー

↓７位・柴犬

→８位・ヨークシャ・テリア

→９位・シー・ズー

→１０位・マルチーズ

→１１位・パグ

↑１２位・ラブラドール・レトリバー



ドッグショーの平均出陳頭数は、全犬種展覧会、単犬種展覧会などは、オリンピック開催により会場の問題やコロナウィルス拡大防止の余波で中止など相次ぎ下向き傾向にあります。
単犬種展や犬種群展など、ファンシャーの多い犬種の展覧会などは、志向を凝らしたものが多く賑わっている。そんなショーをよく見受けます。

★FCIインターナショナルドッグショー（平均数）

２００８年度　９５８頭

２００９年度　９０４頭

２０１０年度　８８６頭

２０１１年度　８９９頭

２０１２年度　７８４頭

２０１３年度　７６４頭

２０１４年度　７６９頭

２０１５年度　７９６頭

２０１６年度    ７３８頭

２０１７年度　７４２頭

２０１８年度　７１８頭

２０１９年度    ６４０頭

★全犬種クラブ展覧会（平均数）

２００８年度　２８３頭

２００９年度　３３７頭

２０１０年度　３３２頭

２０１１年度　３０８頭

２０１２年度　２７４頭

２０１３年度　２４９頭

２０１４年度　２６３頭

２０１５年度　２６２頭

２０１６年度    ２７０頭

２０１７年度　２５７頭

２０１８年度　２３４頭

２０１９年度    ２３５頭

資格取得者に関しては、訓練士資格者上昇続き！ハンドラー資格者は、相変わらずの減少傾向です。トリマー資格者は上昇傾向でしたが減少に転じました。


★JKC訓練士資格者推移

２００８年度　２９９１名

↑　２００９年度　３０５５名

↑　２０１０年度　３０８０名

↓　２０１１年度　３０５４名

↓　２０１２年度　３００３名

↑　２０１３年度　３０７４名

↑　２０１４年度　３０９９名
　
↑　２０１５年度　３１６２名

↑    ２０１６年度   ３２１５名

↑　２０１７年度　３２４１名
　
↑　２０１８年度　３２６９名

↓    ２０１９年度   ３２１２名

★JKCハンドラー資格者推移

２００８年度　８８１１名

↓　２００９年度　８２６６名

↓　２０１０年度　８０３６名

↓　２０１１年度　７７４１名

↓　２０１２年度　７５２８名

↓　２０１３年度　７４１７名

↓　２０１４年度　７３１２名

↓　２０１５年度　７１０９名

↓    ２０１６年度   ７０３０名

↓　２０１７年度　６９２９名

↓　２０１８年度　６７７９名

↓    ２０１９年度   ６５６６名

★JKCトリマー資格者推移

２００８年度　１５７８２名

↓　２００９年度　１５４７４名

↓　２０１０年度　１５３０３名

↓　２０１１年度　１５２６７名

↑　２０１２年度　１５３７１名

↑　２０１３年度　１５５１０名

↑　２０１４年度　１５５３６名

↓　２０１５年度　１５４９５名

↑    ２０１６年度   １５５０３名

↑　２０１７年度　１５６４３名

↑　２０１８年度　１５７２３名

↓    ２０１９年度   １５４９０名

～総評～

クラブ会員数が、99.2％の比率で減少傾向にありますが、犬籍登録数は、増えています。業界としても上向き傾向と感じます。2020年度はコロナウィルスの事もあり一般的にはデフレ傾向にあり専門職の強みが生かされる時代が来そうです。ワンコ達も増えトリマーや訓練士などの需要が増えそうですね！

今後もこの業界の牽引団体としての期待を切に願います。