3.11から12年、今も行方不明は1215人&原発再稼働・新増設に反対します | まなかつおのしゃべり場へようこそ

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善なる人々が行動を怠れば、必ず、悪が勝利する
(エドマンド・バーク)

 

東日本大震災から12年、今も行方不明は1215人

 

 警察庁によると、震災による直接の死者は全国で1万5900人、行方不明者は2523人(1日現在)。復興庁によると、関連死は3789人(昨年度末現在)。避難者はピーク時の約47万人から減ったが、今も約3万1千人にのぼり、福島県からが9割を占める。

3/11(土) 12:26

 

▲佐々木朗希への寄せ書きで埋め尽くされた応援旗=10日午後2時41分、岩手県陸前高田市(末崎慎太郎撮影)

2023/3/11 10:00

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で戦う日本代表「侍ジャパン」。東日本大震災の発生から12年となった11日のチェコ戦は、岩手県陸前高田市出身の佐々木朗希(21)が先発する。3・11は、津波に父や祖父母らを奪われた「特別な日」。支えられる立場から夢や希望を与える立場となった〝令和の怪物〟は、生まれ育った三陸の港町への思いを胸に世界の舞台に立つ。

 

福島瑞穂

今日は3月11日。東日本大震災から12年目の3月11日です。東日本大震災の犠牲になられた皆さんに心から哀悼の意を表します。また今なお被害に苦しんでいらっしゃる全ての皆さんに心からお見舞いを申し上げます。脱原発、防災、減災に力を注いでいきます。

 

山添拓

東日本大震災と福島第一原発事故から12年。政府が把握するだけでも3万人が避難生活を続ける。復興も被害も、決して過去ではない。 ところが岸田政権は、復興所得税を軍事費に流用し、原発推進への大転換まで進めようとしている。「被災地に寄り添う」と言うなら、歪んだ政治を直ちに改めるべきだ。

 

3/10(金) 19:00

 

2021/03/10

東日本大震災から、11日で10年。被災地に寄り添い、犠牲者を弔い続けた一人の僧侶が、新型コロナウイルスで亡くなりました。

 

Kako

私が時々アップする、大阪市民として胸が熱くなる写真。平松元市長は著書の中で、以下のように記している。「即座に京都、神戸、堺の政令市のトップに電話をかけ、災害対策本部を立ち上げて、やれることをそれぞれやる方向で動きましょうと連絡した。

 

▲震災直後に沿岸部を歩いてお経を唱えた石雲禅寺の小原宗鑑副住職(撮影・鎌田直秀)

2021年3月10日8時0分

 

 

六衛府

禅僧・小原宗鑑さんは素足に草履姿で東北の被災地を「舎利礼文」を読みながらひたすら歩き、随所で立ち止まり深々と頭を下げ続けられた。4月とはいえ当時の最低気温は氷点下を記録していた。お釈迦様が荒廃した世でも正しい菩薩が出現し、修行を続けると預言したのはこのような御方のことなのだろう。

 

<まなかつお>

冷たい雨雪の中、被災地で合掌されていたわらじ姿の住職は世界的に有名になりましたが、お経を唱えることで生きているかもしれない人達の声をかき消すのではないかと躊躇されたとか。 私の父と弟は数週間後、気仙沼を訪れましたが、異様な数のカラスに遭遇、「地獄」とはこういうところかと変わり果てた町並みにショックを受けて帰宅したそうです。

私は、震災後にネットで目にした、車椅子姿で逃げ遅れ、そのまま亡くなった老人の姿を今でも思い出します。 友人は消防士の息子さんと役場に勤務の娘さんを津波で亡くしました。 震災で家族や知人、友人を亡くされた多くの皆様、謹んでお悔やみとお見舞いを申し上げます。

 

 

 

なぜ原発回帰なのか

 

■2012年 民主党政権(革新的エネルギー・環境戦略より)

2030年代に稼働ゼロ

原発の新増設は行わない

 

■2014年 自民党政権 (エネルギー基本計画、衆院本会議より)

原発依存度を可能な限り低減 重要なベースロード電源

原発の新増設は想定していない

 

2022年 自民党政権(GX実行会議より)

原発の最大限活用ポーン

次世代革新炉の開発・建設ポーン

右矢印原発の新増設を検討ポーン

 

■原子力規制委員会 田中俊一初代委員長

福島第一原発事故によって社会の信頼を

失った状態というのは まだ解決されていません

なぜ日本が今後とも原子力発電所を

必要とするか 国民の納得が

得られるような説明はしていない

(3月11日TBSサンデーモーニングより)

 

 

 

「原発はトイレのないマンション」 

 

後始末の技術が確立されない状態で、商業発電用原子炉が 出来ることにNOを!

 

3.11から12年-私は原発再稼働・新増設に反対します

 

脱原発へ12人の声

ジャーナリスト・木原龍逸氏 東電の記者会見に出続けて、「電力会社の体質は事故後も変わっておらず、原発を動かす資格はない」と確信しました。

2011年3月の事故直後から2021年まで、私は東京電力の記者会見に出続けました。当初は「東京電力は変わるかな」と少しだけ期待したこともありますが、結局、全く変わっていません。福島第一原発事故の被災者による損害賠償請求訴訟では、東電の責任を認める判決がたくさん出ています。最高裁で確定したものもあります。甚大な被害を出した責任があると認定されている一方で、東電は例えば、柏崎刈羽原発(新潟県)で信じられないミスを繰り返しています。
2020年9月には、自分のIDカードを紛失した運転員が他人のIDカードを盗んで使用し、原発の心臓部である「中央制御室」に不正に入るという事案が起きました。テロ対策上の重要な問題ですが、IDの不正使用は2015年にも起きています。

 

小出裕章さん 元京都大学原子炉実験所助教 人間に放射能を消す力はない。これ以上、水の惑星を放射能で汚してはいけません。

決して起きないはずだった原子力発電所で大きな事故が起き、大量の放射性物質が噴き出して東北、関東に降り注ぎました。広大な地域を放射線管理区域にし、住民を避難させなければならないほど汚しました。政府は「原子力緊急事態宣言」を発令し、被曝限度の基準を一気に20倍も緩和し、1年間で20ミリシーベルトまで人が住んでいいことにしてしまいました。そして12年経った今も緊急事態宣言は解除できないままです。
 
岸田政権は、原発の60年超の長期運転を認めました。
 
原子炉は運転中、中性子線でずっと被曝し、劣化していきます。脆くなった金属が壊れるのを事前に予測することは難しい。原子炉だけでなく、配管、電気ケーブル、計測制御系などあらゆる機械が経年劣化します。政府は点検するから大丈夫と言っていますが、点検していなかったため起きた事故は山ほどあります。関西電力の美浜原発では2004年、太いパイプが減肉(金属の厚みが減少すること)して熱湯が噴き出し、死者5人、重傷者6人という事故がありました。問題の箇所は1976年の運転開始から一度も点検されていなかった。関電は「点検リストから欠落していた」と釈明しましたが、原発はそんなことを言ってはいけない機械です。
原発回帰を決めた新政策の中で、政府はコアキャッチャーと呼ばれる「
炉心溶融物保持装置」を取り付けたものを「次世代革新炉」として新設すると言っています。しかし、これはすでにEPR(欧州加圧水型炉)として欧州で使われているものと同じ。しかも、経済性がなく、ほとんど動いていません。

 

<まなかつお>

2011年3月の原発事故後、状況が知りたくて、夢中で木原さんと小出助教にたどりつきました。木原さんは東電の記者会見に出続けて発信をされたジャーナリストのお一人です。 メディアの情報を一切信用せず、木原さんの発信だけを頼って今があります。

 

2023/03/11 [テレ朝news]

福島第一原発の原子炉の中から溶け落ちた燃料、いわゆる「燃料デブリ」の取り出しは全く先が見通せないままです。 東京電力福島第一廃炉推進カンパニー代表・小野明氏:「(現在は)将来に必ず出てくる(デブリの)大規模な取り出し。こちらに向けての情報集めが目的」「(Q.880tを残り28年で取り出すのは現実的か)それはやはり、やり方だと思います。どういう工法をとるかにも大きく依存しますので、その辺はしっかり考えたい」  

 

1号機から3号機まで、溶け落ちたデブリの総量は880トンもあります。現在、2号機からわずか1グラムのデブリを試験的に取り出そうとしていますが、すでに2回も延期になっています。  

 

しかし、東電の廃炉の最高責任者・小野氏は将来、大規模取り出しは可能だと繰り返しつつも、技術的な根拠には触れませんでした。  

 

元東工大ゼロカーボンエネルギー研究所助教・澤田哲生氏:「全量取り出しは、ほぼ不可能に近い。せいぜい6、7割取れれば御の字。(デブリ取り出しに)時間がかかりすぎるのではないか。10年20年で終わらないのはもう明らか。どれくらい時間がかかるのか、100年単位でかかるのではないかという見積もりも出ている。同時にそれだけの長期間になれば、コストがうなぎのぼりになってくる」  

一方、東京工業大学で長く原子炉の研究をしてきた澤田氏は、デブリを完全に取り出すのは不可能と断言します。そして、廃炉の「義務化」などを定めた法整備を進めるべきと指摘しています。

 

トリチウムを取り出すというのは、1000トンの汚染水の中から目薬1本中(16グラム)の一滴を取り出すということ(小松正之 元水産庁)2021年4月

原発敷地内には、東京ドーム1杯分の水(汚染水)がタンクで1000基 その中のトリチウムの量は目薬1本分(純トリチウム水換算 約16グラム) 2021年4月

 

【再稿】

2021-04-16 18:01:30

 

トリチウム年間放出量(全て『液体放出』単位は『ベクレル』)

 

●海外

中国 大亜湾原発 42兆

韓国 古里原発 45兆

アメリカ ディアブロキャニオン1原発  51兆

イギリス ヘイシャムB原発 390兆

フランス ラ・アーグ再処理施設 1京3700兆

 

●日本

鹿児島 川内原発 55兆

佐賀 玄海原発 50兆

愛媛 伊方原発 16兆

福島第一原発からの年間放出量の目安

22兆ベクレル(事故前の年間管理目標値)

 

<まなかつお>

海外も日本もすでにトリチウムを海へ放出しているだろうと言いますが、安全に稼働している原発による放出と事故を起こした原発汚染水の放出では安全性が違います。

 

2023年3月11日 2:00

東京電力福島第1原子力発電所の事故処理費用が膨張を続けている。会計検査院によると2021年度までに約12兆円が賠償や除染、廃炉作業などに措置された。賠償や除染などの費用は22年度までに年1兆円規模となった。東日本大震災から11日で12年を迎えるが、廃炉や除染の道筋はなお見通せない。

 

大阪花子@大阪市を守ったのに…

万博予定地の夢洲って、東日本大震災で発生した岩手県の放射性物質が付着した災害瓦礫を夢洲の隣の舞洲で焼却し、焼却灰を夢洲に埋め立ててるのって世界中の人はご存知ないよね? ただの土壌汚染だけではなく未だに年2回、放射性物質の検査をしているような土地です。

 

 

吉村洋文

東日本大震災から12年がたちました。改めて哀悼の誠を捧げますと共に、被災地の更なる復興をお祈り申し上げます。これまで大阪府市では震災がれきの受入、復興の街づくり支援等、できる限りのことをして参りましたが、今後も尽力します。災害はいつ起きるか分かりません。事前の備えをお願いします。