『そして深谷へ(10月22日)』からの続きです
前投稿の最後に、特に気に入ったところがあると書きましたが、本当に怪しくも魅惑的なところなんです
表を撮り忘れましたが、恐る恐る中に入ってみると、灯りはついているのに誰もいない様子…
雑然と置かれたアンティークの品々と独特の匂いが、怪しい空気を盛り上げます
素敵なステンドグラスのランプ
メニューを見ると、営業してる風にも見えます。
この雰囲気に銀河鉄道999は、流石に場違い感アリです
でもこの怪しい雰囲気の中で見ると、何か違うものに見えます。
これを飲んだら最後、黒魔術 に操られてしまうのか
それにしても鏡が多い…
うっかり覗き込むと、鏡の中に引き込まれて出られなくなりそう
そして時計も多い…
止まっているボンボン時計 が逆に回り出してタイムスリップ
時をかけてしまうかもなんて
二階はどうなっているのか気になりますが、勝手に上がったらマズイかな
躊躇しながらも階段を上がると、そこには不思議な絵画🎨
パッと見何が描かれているのか解らないのですが、よくよく見て見ると、頬に手をあてた女性なのかも知れません
素敵なソファの横にはまた鏡
外を眺めながらお茶するのはいいものですが、ここでは中を観ている方が絶対に面白いと思います
アンティークな絨毯と椅子だけが並ぶ不思議なエリア
ここはお茶するスペースではないですよね
一旦店を出たら、もう二度と同じ光景を見る事ができない、そんな幻の空間があるかも知れないねと、いい大人があれこれ妄想しまうほどインパクトがありました
名残惜しい気持ちで店を出ようとするとドアには取手がなく、しかも押しても開かない
何とかドアの縁をつかんで開けましたが、それが演出なのかたまたまなのか、最後まで気を抜けないお店でした
他に本屋さんの中も独特の雰囲気あったと妻が云っていましたが、表を撮影中に奥にいらした店主さんと目が合ってしまい、その気まずさから私は中に入りませんでした…
まるで催眠術にでもかかっているような、虚な感覚のまま歩いていると、こちらの建物ではダンスパフォーマンスのリハーサル中
独特の衣装を纏った若者たちが、素足のまま出たり入ったりしていました。
演目はこちらの様です
時間が合えば観てもいいかなと思いましたが、16:30の開演時間にはまだ2時間半もあるので、催眠術にかかったまま、この七つ梅酒造跡地 を後にしました
この不思議な空間、もし近郊にお住まいで興味を持たれた方は、是非訪れてみてください
それでは