芸術とインパクトの関係。。。
たまに、絵画論語ってる人の中に・・
絵としてインパクトがどうとか
迫力があるとかないとか・・
そういう観点で、
作品・作風の良し悪しの基準にしてる人を
時おり見つけるけることがある。
批評家のみならず、画家までも。
もちろん、そういう画家は
たしかにインパクト狙ってるような絵
とか「迫力」とかを意識してる絵を
描いていらっしゃる。。
で、そういう人が、他者に絵を語るときは・・
「あんな絵、ありふれた画風だ」とか
「まったく時代性が」とか
「目新しいものが感じられない」なんていう
趣旨のこと言いたがるというか。。
で、そういう論説が多少なりとも
まかり通ってるもんだから、、
それを真に受ける画家は・・
「私の絵には、画力がないのかしら」とか
「なかなか思うようにインパクトのある絵
が描けない・・」といったようなことを
気にされる方もこれまでみて来た。。
まぁインパクトとか迫力、
それはそれでいいけど、それでなけりゃ
いけないとでも思っているのだろうかと
そういうのを目にするたび、疑問を感じる。
(それに迫力=画力でもないし。。)
それとインパクトや迫力を、映画にたとえるなら・・
現在のハリウッド映画などに見られる
SFXを駆使したドンチャンしたものに
なるんじゃないかな(笑)。。
まぁ、確かに見ていて楽しく好きだけど。。
(そしてたしかにインパクトある映像も多い。。)
でも、、あまりそこに芸術性は感じないけどな。。
たとえば古い時代のゴダールなんかのほうが
ぜんぜん芸術性感じる。。
邦画でいえば、現在の奇をてらった
てんてこもりのような人気の邦画より
ひと昔前の小津安二郎なんかのほうが
個人的には、やはり芸術性を感じる。。
それがなんで絵画・彫刻といったものになると、、
インパクトや迫力=良い
みたいな感覚に捉われる人いるんだろう。。
(別に、迫力=画力でもないのに・・)
ともあれ、、、作家活動している人の中には
自分の世界を信じて突っ走ってる人も多いから
(それはスバラシイ~ことだけど)
自分の主義や世界観から外れるものは
まるですべてエセのアートとばかり
暴言吐く人がいるもので、、
なんだかその知性を疑いたくなる人もいる。。
特に、現代のアートシーンでは
少女が車の下敷きになってるような絵とか
首吊ってるような絵とか
女の子のノドから木が出てるとか
まぁ「インパクトある絵」もけっこう多いのだけど
それをまったく否定する気もないし
どうのこうの批評する気もないのだけど・・
そういうのを描いてる人の一部の人の
「くだらない癒し系の絵なんて・・」
などと言った、そんな語り口を聞くと
ワシはどうもむかつく(笑)。。
なんだかそれは、売れないミュージシャンが
「俺は安易なヒットソングは作らないんだ」
などとイキがってるような風にしか見えないんだけど(笑)。
ヒットソング作れんの~^^
ともあれ、
「癒し系」の絵でもいいもんはいいし
ダメなもんはダメなんだろうし・・
周りを圧倒させるような「威圧系」(笑)の絵でも
いいもんはいいし
ダメなもんはダメなんだろうと
そう個人的には単純にそう思うけどな。。

少し前に、「ジャンルそれ自体が問題ではない」
という記事を書いたけど、、
なんだか付随するような記事になりました。。
続編ということで^^;
ではまた~♪