いじめにあわない育児とは?~お母さんが感動した“いい話” 「古い筆箱」 |  ぼちぼち ごった日記

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育児、いじめに関して いつまでも心に残っているいい話があります。

現在小学3年生の娘が幼稚園に通っていたとき、
ある小学校の教頭先生が、幼稚園で保護者対象に子育ての講演をしてくださいました。

そのときに「ありがとう」という本(小冊子)から紹介してくださったお話でした。

感銘したお母さんから「ぜひ本を読みたい。手元に置いて時々読みたい」との声がありました。
私は役員をしていましたので、プリントを作って募集したところ、多くのお母さんから申し込みがありました。

私も購入しました。

筆者の娘さん・加乃さんのほんとうの素直さ、明るさ。
ご両親の子どもさんへの寄り添い方がすばらしくて心に響きました。

こんな子育てがしたい。
こんな親になれたらと思いました。

許可をいただきましたので、紹介させていただきます。
ネットワーク『地球村』高木善之さん運営のサイト

「ありがとう」より
著者:高木善之
出版:『地球村』出版

ありがとう




  古い筆箱


   高木善之  

 
 うちではあまり新しいものを買い与えません。
 娘が小学校に入るとき、妻は自分の古い皮製の筆箱を出してきて、
「これはお母さんが小学校のときから大切に使ってきた宝物なの。これを買ってくれたお父さん、加乃のおじいさんは、お母さんが小学校のときに亡くなったの。お母さんはこれをお父さんの形見としてとても大切にしてたのよ。お前が大切に使うんだったら、あげようか」
と話しました。 娘は、
「うん、大切に使うからちょうだい!」と言って、それをもらいました。

 ある日、担任の先生から電話がかかってきました。
「加乃ちゃん、古い筆箱を持っていますね。 きょうそれがクラスで話題になりましてね」
 先生の話によると、男の子が娘に「お前の筆箱、古いやないか、僕のはこんなんやで」と自分のピカピカの筆箱を自慢したのです。ほかの子も周りに集まってきて、娘の古い筆箱のことを囃(はや)し立てたそうです。
 それに気付いた先生が、とっさになんて言おうかと迷っていると、
娘は「ねっ、古いでしょ!いいでしょ!これはお母さんが子どものころから大切に使っていたんだって。おじいちゃんの形見なの。私も大事に使って、私の子どもにこれをあげるの」 と言ったそうです。
 周りの子どもたちは一瞬シーンとなり、そしてしばらくすると男の子たちが 「ふーん、ええな」と言ったそうです。 先生は、それを見て大きなショックを受けたそうです。

この話はそのあと、PTAや近所で評判になり、何度か「お話をしてください」と頼まれました。 またPTAでも「いじめ」についての話し合いの折に、例としてよく話されました。

 いじめはなぜ起きるのでしょう。
 いじめは親や先生などの大人の見方や考え方が子どもたちに大きく反映しているのかもしれません。



講演では「ありがとう」の冊子の中から「ハゲ」と「古い筆箱」を紹介されました。
(全部で12話)

「ハゲ」のお話もいじめ問題を扱っています。
娘の加乃さんは、いじめられそうになっても、それがいじめとは気付かないのです。
それどころか、級友の心無い言葉を、あっさりと「良い意味」に受けとり、逆に友達になってしまう。

彼女のこのすてきな価値観・心はご両親の育児のたまものです。

私は、この話を聞いたとき、感動と同時に恥ずかしくなりました。

今の日本の子どもは、ほぼ不自由もなく、たいてい何でも持っているのではないでしょうか。
欲しいものは、店でも、ネットでも簡単に買うことが出来ます。

我が家も例外ではないです。
親だけでなく、祖父母、親戚知人など、人からいただくこともあり物が多すぎることはあっても足りないことはないかも知れません。

満ち足りているはずなのに、満足していない。

壊れても平気で、また新しいものを欲しがる。
安易に買った、品質の悪い安いおもちゃや文具などは、すぐ壊れてゴミになりやすいものです。

我が家の子どもたちの物で、大切にいつまでも修理しながら使っているものがあるのだろうか?

私がずっと大切にしてきたものは少ないですが、それをうちの子にあげても、喜んで使ってくれるんだろうか?
そういう子育てをして来てなかったかも。

でも、ひとつ思い当たりました。

我が家の子どもは3人とも新しい机を買っていません。

長男は、父ちゃんが小学校から使っていた年季の入った鉄製の机。

二男は、父ちゃんの弟が小学校から使っていた机。

娘は、親戚からもらったお古。

だれも文句は言っていません。


机に関して、後日こんなことがありました。

ダンナさんの父が亡くなって数年たった頃、何十年も前に事務所として使っていた倉庫で、父が使っていた 木製の古い机を見つけました。

私はその机に“ひとめぼれ”。

古くて、傷だらけ。
造りは簡単で、開け閉めしにくい
のですが、とても味があって素敵な机です。

「この机、私にくれないかな?」と、ダンナさんに頼んでいました。

ところが、当時中学生だった長男が、「あの机、カッコイイから欲しい!」のように言っていたことを聞きました。

おじいちゃんの机を、孫である息子が大切に使うのなら、私は喜んであきらめます♪

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ありがとう



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