83-01  待合室

若い人はスマホで時間をつぶしています

 

高い天井に人々の声がこだまし、独特の雰囲気です

 

広大な「上海虹橋駅」の2階フロアはほとんどがオープンの「候车室(hòuchēshì待合室)」になっています。

 

上海を起点に、四方八方に路線が延び、北京、武漢、広州など、主な都市と結ばれその列車を待つ人が集まっているのです。

 

旧正月の春節の時期は、超満員に膨れ上がるのでしょうが、それからするとsixiが訪れた9月初めなどは、閑散期に当たるのでしょう。

 

それでも、日本ではこんな「待ち合い風景」は見ることができません。高い天井に人々の声がこだまし、一種独特の雰囲気を作り上げています。

 

フロアの周囲には土産物屋さんが軒を連ねています。そのうちの一軒をのぞくと、上海ガニを売っている売店がありました。

 

帰郷土産にするのでしょうか、30代後半の男性が、しきりに店主らしい人に質問をしています。

 

83-02 陽澄湖産

「生きのいいやつを頼むよ」と店主にお願い

 

 

「陽澄湖の大閘蟹だから、いいに決まってるじゃないか!」

 

「これ、いくら?」から始まって、「どこの産地か、どうして持って帰るか」など真剣です。

 

店主は阳澄湖,Yáng chéng hú,dàzháxiè」と鼻歌混じりでカニを仕分けています。

 

「陽澄湖の大閘蟹だから、いいに決まってるじゃないか!」という調子です。

 

秋の上海ガニは何回か、食べたことがありますが、陽澄湖でも「砂地で養殖されたカニでないと、泥臭くてだめなんだ」とか聞いたことがあります。

 

男性は意を決して、カニを買ったようです。大きな発泡スチロールの箱に入れてもらっています。

 

 

83-03 大閘蟹

ヒモで縛られたカニは、いずこへ

 

「上海土産だよ!」とその人が故郷で真っ先に言うセリフが聞こえてくるような気になりました。

 

エスカレーターで上がると周りは飲食ゾーンになっています。そこから見る待ち合い風景は、人の数だけドラマがあるんでしょうね。

 

何時間でも、この喧騒の中に我が身を置いておきたい気さえしてきました。

 

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