この星は水の惑星
大地は
惑星総面積のほんの一部にすぎない。
水の中に浮かぶかのようだ。
人間の成分の多くも水
それは
海水と酷似しているという
人は
体内の水分が枯渇したら
生きていけない
この星の水が枯渇したら
大地の生命も全滅する
この星にある
海という水の宝庫には
陸上以上のあまたの生命体が住み
深海には、計り知れない秘密が在るという。
そしてそこには
イルカやクジラ達が住む。
人間は
海の住人じゃない。
人間は
海にとっては訪問者だ。
なのに
傍若無人に
海を荒らしてきた。
人の祖先は海にいたことを
忘れてしまった。
それでも
水は、川は、そして海は
根気強く
境界線を侵した人間達に語りかける。
水との調和を思い出し
水のようにしなやかに考えろ、と。
人が
自らの中の水の力に気がついたなら
単なる海の訪問者ではなく
海と
そして地球との
共同創造者になる。
この星は水の惑星。
人は
水に生かされている。