兴平市・興平市 | 古代文化研究所

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古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

〇咸陽市の中心を成すのが秦都区であり、渭城区、兴平市である。渭水の北岸に、東から渭城区、秦都区、兴平市の順に並ぶ。もちろん、咸陽市の行政の中心は秦都区にある。咸陽市の中心を東西に走る道が人民東路・中路・西路と名を変え、さらに宝泉路となって、咸兴路となる。

〇当古代文化研究所が、『咸阳4路公交车路线』のバスに乗った国棉二厂站は、人民西路だった。道は、そのまま人民西路から宝泉路となって、咸兴路になり、興平市に到達するわけである。『咸阳4路公交车路线』だけでも21㎞もの距離があった。

〇『咸阳4路公交车路线』の終点が兴平市汽车客运站だった。バス停の名は兴平市汽车客运站だった。兴平市汽车客运站そのものは立派なビルが建っているのが見えたが、バス停は、その前の通りで、そこで下車した。したがって、兴平市汽车客运站は、眺めただけである。

〇中国の検索エンジン、百度百科には、兴平市汽车客运站項目が存在する。

      兴平市汽车客运站

      中国陕西省兴平市境内汽车站

兴平市汽车客运站位于兴平市东城街道办东环路与东晟路东南侧,是取代旧汽车站的新建车站,有发往西安鄠邑乾县宝鸡的班车,承担兴平主要客运业务。

  兴平市汽车客运站_百度百科 (baidu.com)

〇つまり、兴平市汽车客运站を発着するのは、普通の路線バスではなくて、中長距離のバスであることが判る。何とも大きいバスセンターなのに、驚いた。

〇ここから公交バス兴平5路か、兴平201路に乗れば、杨贵妃墓まで、一本で行くことができる。14公里あって、たぶん2元で済む。そういうことは、日本に居る時に調べていた。しかし、それでは、あまりに時間を要する。それに相当歩くことにもなる。

〇それで、ここから先は、タクシーを利用することに決めていた。それで、兴平市汽车客运站前のバス停で、タクシーを探した。予定では、ここからまず楊貴妃墓へ行き、马嵬驿民俗文化体验园を見学し、茂陵を経て、咸陽に帰るつもりだった。

〇行きは、『咸阳4路公交车路线』で、兴平市汽车客运站まで行き、残りは時間の節約と体力の温存を兼ねてタクシー利用する予定だった。タクシーはバス停横に数台停まっていたので、それを選んで乗った。これから、いよいよ咸陽見物である。

〇その前に、兴平市について、触れておきたい。中国の検索エンジン、百度百科が案内する兴平市は、次の通り。

      兴平市

      陕西省咸阳市代管县级市

兴平市,古称槐里、金城、废丘陕西省县级市,由咸阳市代管,位于关中平原中部,东接咸阳市秦都区,南临渭河与周至县鄠邑区相望,西邻武功县,北依莽山与礼泉县乾县接壤,总面积508.94平方公里。兴平市属暖温带半湿润,半干旱大陆性季风气候,光照充足,四季分明。冬季气候寒冷、干燥、少雨。截至2022年10月,兴平市下辖5个街道、8个镇。市政府驻东城街道县门街东路27号。2022年,兴平市总户数165001户;总户籍人口597048人,常住人口48.91万人。

汉,置槐里县。已有2200多年历史。唐,因“兴平军”讨伐安史之乱有功,改金城县为兴平县。1993年,撤销兴平县,设立县级兴平市。是陕西省园林城市、“四好农村路”全国示范县、国家城乡融合发展试验区全国村庄清洁行动先进县节水型社会建设达标县、陕西全域旅游示范区、陕西省十强县。兴平市境内原始社会村落遗址7处,有国家、省、县三级文物保护单位40处。境内主要景点有:黄山宫、杨贵妃墓、茂陵、兴平北塔、清梵寺塔。

  兴平市_百度百科 (baidu.com)

〇今日の訪問先である楊貴妃墓、马嵬驿民俗文化体验园、茂陵は、全て、この兴平市に存在する。今回の咸陽訪問の主目的がここにあったことは言うまでもない。2019年に、咸陽市乾县の乾陵を訪問し、礼泉县の昭陵にお参りした際に適わなかった茂陵参詣が、5年振りに、やっと果たせることになる。