特別じゃないのよ~♪♪ 
 
 早くも今年の「流行語大賞」に、「忖度(そんたく)」が選ばれそうな気配です。「森友学園問題」をめぐっての話。
 
 財務省理財局長が、森友学園への国有地値下げ案件について『1年未満の文書だから廃棄しました』って言っていました。8億円の国有地値引きなどは会計検査院の監査対象で、資料の保存期間は最低5年が常識のようですから、「何かが起きている」と思えるのに「何も起きていません」と言い切るので、モヤモヤが募ります。
 
 「忖度する」などに興味も関心もなく、それがために不利益を被ることはあるが、われわれ発達障碍を持つ人間はそのような社会的序列やヒエラルキーから「自由なのだ」とは作家・市川拓司氏の発言です。
 
 どうやら、森友学園問題には、かの「夫人A」氏がなにがしか関わっているようです。ところで、「夫人A」ならぬ中森明菜歌唱の「少女A」の歌詞は、こんな風に展開しています。
 
『・・・きっかけぐらいは、こっちでつくってあげる
・・・似たようなこと、誰でもしているのよ
じれったい じれったい 私は私よ 関係ないわ
特別じゃないのよ、どこにもいるわ ワーターシー 「夫人A」』
 
 特別じゃないのよ、誰でもしているわ。あまりにも強くそう言い張るので、逆に「忖度」への確信が深まるばかりです。
 
 「忖度」を辞書で調べると、「相手の気持ちをおもんぱかる」とあります。聞こえはいいのですが、実際には「見えないように貴方の利益を守るよ。その替わりに、ワーターシーの利益も守ってよ。一蓮托生だよ」ということでしょう。そういう世界から自由でありたいと思います。おぉ~、ブルブル・・・。