​未知なる世界へchallenge




ご訪問いただきありがとうございます。クローバー


前回お話した、インタビューについて

書こうと思います。



ブログに書くことについては広告代理店様の許可を

いただいております。



この広告代理店様は

子宮体癌に関する医薬品を

開発/製造販売している製薬会社を

クライアントに持っています。




2024年9月27日

インタビューは、ZOOMで行われました。


インタビュアーは

私のブログをまとめた資料を画面に映しだし

確認と質問をしてきました。

私はそれについて、

説明と回答をしていきました。


医師とのやりとりや

薬の副作用などに関心があるように

感じました。


以下に私の病気の経緯をまとめます。


私の病気の経緯

2022年10月 不正出血 近くのクリニックへ

    11月 総合病院へ紹介される
       検査の結果、
       子宮体がんステージ1
                      漿液性腺癌グレード3
                      開腹手術決定
       術後抗がん剤決定

     12月 手術

       子宮、卵巣、卵管、骨盤リンパ       節郭清、傍大動脈リンパ節郭清

       約20cmくらいの開腹手術

       時間は7時間39分

       術後確定診断
       子宮体がんステージ2
                     漿液性腺癌グレード3

2023年1月 抗がん剤DC療法開始

2023年5月 DC療法6回完遂
       経過観察へ

2023年12月 CT検査 肺に小さい丸いものが写る 診断がつかず再び経過観察へ

2024年3月  CT検査 肺の結節は増大、
       左右2個となり再発転移の診断

       レンビマ、キイトルーダ開始

2024年4月  レンビマ、副作用のため
       段階的に減薬、
       20mg→14mg→10mg
                     休薬へ

2024年5月  レンビマ 8mg→最小単位
       4mgへ 4mgで継続

2024年6月  CT検査 がんの消失(画像        上)
       レンビマ、キイトルーダ継続

       



インタビュアーとひと通り

ブログの内容を確認するやりとりをして

最後に、この機会に製薬会社様に

何か言いたいことがあれば、と聞かれたので、

言いたいことを言ってみることにしました。😄



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まずは、今私が生きていられるのも

レンビマ、キイトルーダのおかげなので

製薬会社の皆様にはとても感謝していること。


しかし、他のがんに比べて

子宮体がんの薬は少なく

このセカンドラインの治療が効かなくなったら

次がないこと。次のラインとなる

子宮体がんの薬の早期開発を願っていること。


ファーストラインのDC療法では

副作用の吐き気を緩和する専用の薬があり、

抗がん剤は嘔吐するという

イメージが覆されたが

セカンドラインの今の治療では専用の薬はなく

通常の弱い吐き気どめしかなかったこと。

(レンビマは減薬できるので必要ないのかも)

副作用への対症療法は確立されていない

と感じたこと。


そもそもDC療法のような髪が抜けるとか

健康な細胞まで殺すとかは、

もう古いタイプの薬だと思うので、

これからの時代の薬は副作用が少なく、

がんだけに効くことを願っていること。


副作用がなければ、治療中も普通に

日常生活を送れる。そうしたらがんも

ただの持病になる。

副作用が辛くて苦しくて、治療を諦めて

緩和に行くこともなくなるだろう。


私はレンビマの苦しい副作用を経験して

寝たきり状態になった時、

これで生きているって言えるのかと思った。

激しい頭痛と吐き気、嘔吐、下痢、

何も食べれず飲めなかった。

スマホもテレビも見ることさえできなかった。

息をしているだけで何もできない。

これでは治療を続けることはできない。


私の副作用なんて軽いもので、

ブロガーさんの中には、

副作用に耐えきれず治療を諦めて

緩和に進む人もいて、心が痛んだ。


副作用の少ない薬があったなら、と

思わずにはいられない。



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このようなことをお話したと思う。

そしてインタビューは終了した。


話している途中で、

闘病中のブロガーさん達のことが

頭に浮かんできて、胸が詰まった。


たくさんの方々のブログを読んで、

副作用に苦しむ様子が伝わってきて

それでも治療をやめるわけにはいかなくて、

ギリギリの精神状態でがんばっているのに

どうしていつまでもこんなに苦しまなきゃ

いけないの?って、思っていた。


がんだから仕方ない?


そんなことないよね。

きっともっと苦しまなくてもいい未知の方法が

どこかにあると思う。


それが見つからないから

がんは苦しい治療があたりまえと

思われているだけ。


DC療法だってTC療法だって

たくさんの人を救ってきた素晴らしい薬。

でも令和の時代からは

全く違う視点からがん治療が

進化してほしいと願う。


例えば私が今使っているキイトルーダもそう。

がん細胞だけじゃなくて

がんをやっつけるT細胞の方にも

着目してできた新しい薬。


がんを薬で叩くという

これまでの考え方を覆した。


キイトルーダはがんを攻撃しない。

免疫細胞を助けているだけ。

攻撃するのは自分の免疫細胞なんだよね。


やはり本庶先生の発見はすごい。

そしてこれを薬にできたこともすごい。

すごい前進。奇跡のような薬。


そのおかげで私は今も生きている。おねがい





こんなことはわかってるって

言われるかもしれないけれど、

薬を作る側(研究者、製薬会社)や

使う側(医師)は

意外とわかってないのかもしれないから

使った本人が声をあげてみる。


がんをやっつけることだけに

とらわれて薬を開発してほしくない。

がんを治したくて薬に苦しんでいる

患者がいることを忘れないでほしい。

患者が薬にやられてしまったら本末転倒。

苦しくても仕方がないでしょう、で

終わらせないでほしい。


未来が、新しい視点で、

患者に優しいがん治療が進化していくことを

願っています。


私の小さな発言が

なんとなく誰かの耳に届いて、

副作用が少なくて、がんだけに効く

効果の高い薬が、

製薬会社様他、皆様のお力で、

実現しますよう祈っています。🙏


今回このような貴重な機会をくださった

広告代理店様にも感謝いたします。

ありがとうございました。




                                  おいでゲラゲラ

「私がんなんだけど、薬飲んだら

いつのまにか消えて治っちゃったんだよねー。」


なんて、みんなが言える日が早く来ますように。