古いものたちの記録
その5
足踏みミシン
迷わず運び入れたもののひとつ。
古い足踏みミシン。
↑木板が腐っていてかなりボロボロ。もうペロペロに剥がれる。
黄金のスフィンクスがカッコいい!
シリアルナンバーで調べると、1928年(昭和3年)、今から96年前の製造。あと4年、2028年になれば100年もののアンティークに進化するな!
さておきこのまま4年も置いとくのもな~と思い、物の修理が得意な知人にちょっと見てくれない?とお願いして来てもらいました。(直せるかどうか見てもらって後日修理に必要なもの買ったりしようかなと。)
見てもらうこと5分・・・・・
「マイナスドライバーある?あ、ある?オッケー貸して」
↑秒で外されるミシン(笑)
「これよくできてるな~」とブツブツ言いながら何のためらいもなく手際良く外していく知人
↑秒で脚だけになった足踏みミシン…
このボロボロに剥がれまくってる部分を
全部取って・・・
この状態に。
「ここに新しい板をつけるんだけど、板、ある?あ、ある?あっあれか、分かった」と、知人が適当に手にして持ってきた一枚の板がまさかの展開に
ぴっっっっっっ たり !!!
「え?」「は?」「うそー」「ピッタリ!!!!」「えー!!」と二人で大興奮したこの奇跡の板…
これです、ここから剥がした壁…!!
そしてわたしがしっかりちゃっかり持っているジグソーで中を切り抜きまして、ボンドで接着。
そしてまたまさかのミラクル
展示台を塗装するのに使った塗料の色と足踏みミシン台の元の色がバッチリ一致という奇跡・・・
完璧すぎない?
そして元通りに組み立て。
完璧すぎない?
元々の初めからこの台だったかのような落ち着き具合!!
2時間前までこれだったのに・・・! ↓
この壁もほんと、ナチュラルに足踏みミシンの台になるなんて思わなかっただろうなw
この日はここまで。ちょっと見てもらうだけのつもりがサクサクと台が直ってしまいました。ありがとう。
まだ錆落としや塗装直し、修理など続きます。
2024.5.31