寄り添い目線 | 豊池美術店のブログ

寄り添い目線

 

「バーナードリーチ日本絵日記」

この書籍では英国人・バーナードリーチさんが日本各地の民窯を訪ねた日々を彼のスケッチと写真を交えて詳しく著しています。


 

同じ焼き物に携わる者としてさまざまな陶工と親しく交わりながら、実際に作陶しまたイギリスの伝統技法であるスリップ・ウエア―を伝授しています。


 

倉敷に於いても酒津焼、羽島焼を訪れて作品を制作しています。


 

著作では戦争に翻弄された日本の民衆を心配し、伝統が確かに息づいている事に安堵と期待を寄せている気持ちをドキュメンタリーに語っています。


 

読んでいて、「リーチ先生、ありがとう」と想いました。