自分は祖父だ。自分は孫だ。 | 豊池美術店のブログ
2019-04-30 09:51:21

自分は祖父だ。自分は孫だ。

テーマ:ブログ

 

平成31年4月26日に京都国立近代美術館で鷺珠江さんの講演会「祖父・河井寛次郎と川勝堅一の絆」を拝聴しました。館内の小ホールで作品のスライドと家族の方が保存されている河井寛次郎先生のプライベートの写真や川勝堅一さんが自宅で寄贈するコレクションと別れをしているシーンを見る事が出来ました。河井寛次郎先生の肉声を伝える動画も紹介されました。ミラノ・トリエンナーレ国際陶芸展でグランプリを受賞された際のインタヴューの様子が映し出されます。聞き手が「先生、この度は受賞おめでとうございます。」とマイクを向けますと、河井寛次郎先生は「これは私の友人(川勝堅一氏)が、彼が持っているものを出品しそれが選ばれたのでして、私が受賞したのではありません。作品が受賞したのでして、私が受賞したのではないのです。」と語られていました。会場で密かに想いました。「先生、カッコいい!」

ビデオの中で河井寛次郎先生が残した詩文集「いのちの窓」から、幾つかの言葉が紹介されていました。殊の外こころに響いたのは「自分は祖父だ。自分は孫だ。」でした。家に帰り早速に、その部分を再読しました。

「自分は過去を無限の過去を生きて來た 自分は未來を無限の未來を見るものだ

死ぬ事はきまって居る。死なない事もきまって居る。自分は祖父だ。自分は孫だ。」

鷺珠江さんは「河井寛次郎記念館は財団法人でも公益法人でもなく、河井の家族だけで皆さまに支えて頂いてやっています。」と語りました。京都に行ったなら、五条坂の河井寛次郎記念館にお立ち寄りください。なにかご自分の中に発見があります。

 

▼豊池美術店のホームページ

     www.toyoike.co.jp

 

とよちゃんさんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントする]