2017-08-29 13:06:07

森陶岳先生と加齢を語る

テーマ:ブログ

 

森陶岳先生は80歳になりました。

お盆の期間に御宅を訪問しました。

一門のお弟子さん達に休暇を与えて大窯の在る敷地内は閑散としていました。

いつものように応接室でお話を伺いました。

僕が木彫家・平櫛田中先生が「六十七十ははなたれ小僧、男ざかりは百から百から」との言葉を残したのは、世間の6070代の人に向かって発した言葉ではなく、ご自分の6070代を振り返っての言葉ではないかとお話ししますと、「その通り。あの言葉は自戒です。解ったような気持ちに成っていても、後から考えれば浅かったと想えるのは精一杯生きて来たからです。」と応えて下さいました。

「田中先生は見えて来たのでしょう。見えて来たから若い時には解ってなかったなと想えるのです。」とも語られました。

「最近の体重計は肉体年齢が出るというので試しました。幾度測っても57歳なのです。これは壊れているのではないかと想って弟子たちに測らせるとそれ相応の年齢が出ていました。」と笑っていました。

85m新大窯の窯出を終えて、「これまでにして来たことは早く忘れなければいけません。忘れなくては次に進めません。」と意欲を口にされました。このお方はこれからどんな作品を創るのだろうとワクワクして帰りました。

 

 

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