2017-02-11 19:13:46

大原焼と民芸運動

テーマ:ブログ
里庄町図書館で、里庄町文化協会・事務局長の佐藤健治氏を紹介して頂きました。
佐藤氏にお目に掛かると、「自分よりも大原焼について語る事の出来る方の処へご一緒いたしましょう。」と小野康郎氏宅にお連れ戴きました。
小野氏は僅かに残る大原焼陶工の一人です。
折しも大原焼の「羽釜」を制作していました。
テレビで電気炊飯ジャーのCMで「羽釜で焚いた美味しいご飯のよう‥‥」と謳っていた羽釜とはこれだな!と嬉しくなりました。
人は便利さと引き換えに何かを無くし文化は変遷して行くのだなと感じました。
小野さんはにこやかにお話しして頂きましたが、「ええもんが残るためには、あんたらみたいな道具屋さんが頑張ってもらわにゃならんでェ~。」と語られ「はい。」と答えました。
里庄町が制作した書籍「大原焼」もお見せいただきました。
昭和28年(1953年)に柳宗悦・バーナードリーチ・濱田庄司・河井寛次郎が来窯と記されていました。
その折に大原焼陶工を交えて座談会がもたれたと記録されています。
座談会の後に、「話はよいが、ついて行けない。」(大原焼陶工・小野正光氏)との意見も有ったようです。
時代と生活様式の急激な変化に大原焼は市場から姿を消して行きました。
そのような状況の中でも、このたび僕が目にした大原焼風呂釜のように心に残るものが在ります。
それを次代に伝えて行くのは、我々道具屋しかないと想いました。

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>> http://www.toyoike.co.jp/

 
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