持ちて持たず | 豊池美術店のブログ

持ちて持たず




1997年に刊行された書籍「101人の古美術」の巻頭に載っている言葉です。
編者・青柳恵介氏が長い時の流れの中で名品が辿る流転をこのように表現しています。
「持ちて持たず」
人の生命は限りが有ります。名品の生命は永遠です。
所有者は変遷します。
名品は存在し続けます。
人が限られた生命の中で、永遠の美に触れ一時なりとも味う感動。
そのお手伝いをするのが我々骨董屋の仕事です。

「六本木ララバイ」(作詞:エド山口)の歌詞
♪出会いと別れの為にだけ生きてる人よ♪
身に染みるフレーズです。


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