2014-06-29 11:19:56

大伴家持と清水比庵

テーマ:ブログ

万葉集の編纂者・大伴家持は「山柿(さんし)の門にいたらず」( 自分の歌の力は柿本人麻呂や山上憶良・山部赤人の歌の足元にも及ばない)と謙虚に述べています。

自分は悠久の流れの中に生きていると云う矜持です。

大伴家持は「春の野に ( かすみ)たなびき うらがなし この夕かげに うぐいす鳴くも」と春の夕暮れの歌を春愁一首詠みました。七世紀半ばの事です。

それから1300年を越えて比庵先生は春の夜明けの歌を陛下に詠上しました。

「ほのぼのとむらさきにおう朝ぼらけ うぐいすの声 山よりきこゆ」

昭和41年に新年宮中歌会始めの歌召人に選ばれた時に詠んだ歌です。

それぞれの道で、精神であったり、技であったり、中心となるものを時空を越えてシェアし、それに個々の個性が加味され伝統となります。

脳科学で、憧れを抱くと頭の中で前頭野の酸素効率が良くなると解明されています。

清水比庵先生は生涯現役で瑞々しい歌を世に発表しました。

78日から、吉備路文学館で「清水比庵展」が開催されます。




>> 豊池美術店のホームページはこちら(http://www.toyoike.co.jp/)


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