2011-06-30 16:27:48

おぬし只者ではないな

テーマ:ブログ

かつて、森陶岳先生から「美味いうどんをご馳走します。」とお誘いを受けました。

ご指定日に伺うと、寒風大窯の辺で一門の皆さんが忙しく立ち振舞っていました。

大きな釜を薪で焚く人、机を準備している人など時代劇映画で観る野戦場の陣地のようでした。

美味しいうどん屋さんを見付けたから一緒に行こうと云う事ではなく、陶岳先生が自分で手打ちうどんを造り、自分で出汁を造っていました。

「昔ながらの方法で手打ちうどんを造っている処が讃岐に在ると聞いたので勉強してきました。」とおっしゃいます。「うどんを捏ねる時にたいていの人は力が逃げるそうですが、こちらは備前焼の土揉みで子供の頃からやっていますから特別の事ではありません。」

備前焼に携わっているという事を隠すつもりも無いけど名乗る必要も無いと身分を伏せていたそうです。

それでも陶岳先生のうどんを捏ねる腰付きを見て手打ちうどんの匠は「あんたシロウトじゃねえな。」と言ったそうです。陶工と云う事が分かったかと想っていると、続く言葉は「昔うどん屋をやっとったんか。」ですって‥‥。

「森陶岳作手打ちうどん」を頂きながら、素朴な味で初めて食べて懐かしいと想いました。



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