超大物ルーキーがとうとうマウンドに上がった
その西村拡に立ちはだかる投手はここまで3勝を挙げる俵原の両先発。
初回は両投手が0点に抑え迎えた2回、井上賢・池ビッシュの連打のあと、俵原の3ランで試合が動く3-0
西村はストレート以外にフォーク、ナックル、カーブを操る技巧派投手ということが判明するも新人相手にベテラン勢の相手打線は攻撃を緩めず、プロの洗礼を浴びた
4回にも井上賢がタイムリー、池ビッシュにも5本目のヒットを浴び、終わってみれば8-0
相手投手となった俵原は7回試合終了まで投げ、許したヒットは西村拡に打たれた2本のみの7回完封。被安打2の抜群の安定感で無傷の4勝目。山崎・北山は完全に封じ込めた。
初先発に西村は7回8失点(自責6)3奪三振(被安打15)とほろ苦いデビュー戦となったが「投球内容的には俵原よりよかった」と明るい表情で答え、リベンジマッチを望んだ
○勝利:俵原4勝0敗
●敗戦:西村拡0勝1敗
■セーブ:なし
★本塁打:俵原⑦
☆観衆:8759人