「武るるん♪ 日本全国の武将と城の旅。ときどき観光とグルメ」、
ミステリーな旅、習志野隕石の紹介です。
ミステリーなもの | 場所、詳細など | 住所 |
---|---|---|
習志野隕石 | 習志野市役所 | 千葉県習志野市鷺沼2丁目1−1 |
(レプリカ)
駐車場があります。
習志野市に隕石落下
習志野隕石1号は、 令和2年(2020年)7月2日、習志野市内に落下しました。
国立科学博物館の分析の結果、隕石と判明し、同年11月、国際隕石学会に「習志野隕石」として登録されました。
日本への隕石落下は55例目で、千葉県内では1969年の芝山隕石来2度目の事です。
1号隕石は2つに割れており、破片の一つは、雨と外気により内部の鉄がさびて茶色くなっています。
また両破片ともに、大気との摩擦熱で溶けて表面が黒い膜で覆われた箇所があります。
習志野隕石は複数の地点で火球を観測できたため、おおもとの天体(小惑星)がいくつかに絞り込まれた、珍しいケースだそうです。
3つの習志野隕石
習志野隕石は全部で3つ、見つかっています。
習志野隕石1号
7月2日発見。
その2日後に新たに破片を発見。
両破片はきれいに接合する箇所があり、 1つの隕石が割れたものと推測される。
破片の重さは、63gと70g。
習志野隕石2号
市内で7日22日に発目。
重さは168g。
習志野隕石3号
10月25日、 船橋市内のスーパーマー ケットの屋上駐車場で発見。
重さは14.67g。
隕石の種類
習志野隕石は、石質隕石のうち、 内部に丸いつぶつぶがある球粒隕石。
「H5普通コンドライト」と呼ばれる。
46億年前から大きな変化がないまま落下したもので、当時の宇宙の状態や惑星誕生について、知る手がかりになるといいます。
習志野市役所に展示されている、習志野隕石
習志野市役所に展示されているのは、3Dプリンターで作成された習志野隕石1号のレプリカです。
レプリカとはいえ、リアルにできているので、一見の価値はありますね。
はるか彼方から落ちてきた、宇宙の神秘が詰まった隕石。
ぜひ、見てみてください
茶色いのは雨と外気により内部の鉄がさびたため。
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