この2つ↑↑↑の記事で、
基礎から追い上げて
関西大学・立命館大学・同志社大学一般入試に
合格するための社会選択としては政治経済がベストです
というのをお伝えしてきましたので、
今回から具体的な勉強法にについて語っていきますね(^-^)
基本戦略の大きな流れとしては以下になります。
①大学入試政治経済の全体を俯瞰する
(大まかなことを知る)
②関西大学の政治経済 過去問に多く触れてみる
(政治経済の基本問題がコンパクトにストーリー的に網羅されている)
③本格的なインプットを開始しつつ
同志社大学・立命館大学の政治経済 過去問に多く触れてみる
(少し細かいレベルの知識を仕入れつつも、アウトプットをしながらブラッシュアップさせていく)
今回は
この点について深堀りする前に
政治経済を学習していく上での
最初の重要な注意点を、先に挙げておきますね。
政治経済を学習する上で
ちょっとした(or かなりの)弊害になるのが、
硬そうな政治経済用語が、こむずかしく見えるという点です。
なんか難しそう(実際には大したことはないのですが)
と思って、頭の思考回路なり暗記回路を閉ざしてしまうとそれ以降
政治経済自体を受け付けるのが...めちゃくちゃ困難になってしまいます。
(これは多くの生徒さんで経験済みのことです)
そこに拍車をかけるのが参考書選びです。
受験だから、関関同立一般入試に向けての勉強だからと、気合いが入り、、、
ゴリゴリに情報が詰まった有名な大学入試政治経済参考書
例えば
畠山の爽快講義(改訂第6版)
や
蔭山の面白いほどわかる政治経済(改訂第4版)
に初手でトライしがちなのですが、、、
頭に政治経済の(それなりの)下地
(中学の公民は得意だった、
高校で授業があって真面目に頑張ってた、
普段から新聞やニュースで政治経済に情報のアンテナを張っている、
政治や経済や国際情勢に対して大人と話したりするのが好きだ etc.)
がないと、、、
細かいレベルの用語の多さと端的さと分厚さ(400ページ)で...
あっという間に政治経済の学習に対して詰んでしまうでしょう。。。
初めから細かい暗記に走り出す人も情報量の多さに、
同様に、あっという間に積んでしまいます。。。
ここが、政治経済の学習における
ある意味での(自分では予想できない)障害なのです。
世間でめちゃくちゃオススメされる参考書の学習を進めて行く過程で
覚えられない、頭に内容が入ってこない、終わらない、回せない、
ということが続くと
周りの人はきちんと消化出来ていると勝手に勘違いして
自分はアホなんとちゃうかな...
自分には政治経済は向いてないんやわ...
と勝手に脱落していくわけです。。。
ここにハマらないようにするために
政治経済の「初手の」参考書(・問題集)には、
①網羅性や厳密性は多少犠牲にしても、分かりやすさを重視し初学の人に内容の大づかみをさせるもの
②単元ごとにすぐに演習アウトプットができるもの
③要点(出題されるポイント)まとめがある、一問一答がついているもの
を選びたいところなのですが...
この3点をバランスよく配置した参考書・問題集は残念ながら存在しないのですね。。。
直接指導できる場合は、
オリジナルの教材を用いて、例え話も混じえて噛み砕いてお伝えしながら
さっさと基礎を周回させることは可能なのですが、、、
参考書・問題集主体となるとそういうわけにもいきませんので、
できるだけつまづきの少ない自学自習できるものを選んだ結果、
先程の3点をバランスよくという訳ではないですが、
そこそこバランスが取れたものとして
コレ↓↓↓を紹介させていただきます。
【関西大学の政治経済を先に攻略するための導入の勉強】
共通テストのための対策書ではありますので
難関私大が時々要求してくる細かいレベルの知識には対応してるわけではありませんが
共テ用のものなので、高校で学習すべきひと通りの知識は得ることができます!
政治経済はそのカテゴリーをひとまとめにして
ストーリーが組み立てることができるように知識をマスターしておくことが
関関同立の入試問題を解く上でも、理解を高める上でも大切です。
その点、共テでは
細かいワードに走りすぎずに、流れを体系化するような学習が望まれていて
その点が、私立大学入試における初期の知識の体系化の勉強に合致するので
あえてこの書を選んでみました。
(重要なワードに関しては、別冊で一問一答的に確認できる点も良きです)
カラフル過ぎるので、そこで意見が分かれるかもしれませんが
初学レベルの人に向けた配慮が様々なされているので
スタート時に使うには、現存の参考書ではちょうど良いとは判断しました。
分厚めの本なので、スキャン代行でスキャンをしてもらってデータ化し、
サイドブックスという無料アプリで本を読むように読めるよう設定して
(ペンタブで書き込みもできます)
iPadで読むという使い方をオススメします。
(スキャン代行でOCR処理をしてもらうと、アプリ内でワード検索もできますので、社会を勉強するなら尚更オススメします)
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【この本の使い方】
①まずは暗記しようとせずに気軽に読んでみてください。
(ボイントが要所要所でまとめてありますので、そこを先に見てから本文を辿り直すのもありです)
ここで大切なのは
用語が持つ大まかなイメージを早く掴み
ストーリーの流れを大雑把にでも把握しまうことです。
暗記に走ると、ストーリーを追うことを中断してしまうため
最初の大切な目的が損なわれてしまうので
この点に関しては注意しておいてください。
ある程度流れが掴めてくると、用語もある程度は勝手に仕込まれてきますので
正確に頑張ろうとしすぎないことが大切だと思っておいてくださいね。
この本を読みながら内容の暗記を進めていこうとするなら
大雑把に把握した段階で
先に、関西大学の過去問を何回分か見ておくと良いです。
(暗記暗記に無駄に走り出すのをある程度抑制したいのもありますし、関西大学の問題を解くうちに暗記が勝手に強化されるというのもありますので。)
試しに、
2018年の関西大学の政治経済の問題&解答解説を掲載しておきます。
(問題文が長文なので、切り分けて順に解答をつけています)
(長文の空所補充は語一括選択肢から選ぶ形式、最後の設問がワード記述となっています)
解答させる用語レベルが基礎的なものであることと、
時事問題が全く出ていないことにも注目しておいてくださいね。
(他の年度も同様の傾向です)
問題
本文を読み進めて空所補充をチェックしていくと
勝手に政治経済の基礎理解も得られるという
出題レベルということに気づいていただけたら
政経の当初対策として、共テ(センター)物を利用した意味も
ご理解いただけるかと思います。
②もし、政治経済の言葉が硬く複雑に感じて、簡単なイメージにできない仕組みなどがありましたら、、、
少し古い本ですが(初版2007年)
基礎の噛み砕き型が超超超秀逸なので、
手に入るようなら参考に該当箇所だけでも読んでみてください!
塾の政経がイミフになりすぎていた女子生徒達にも絶賛ウケていた本です。
現代社会は政経分野が8割含まれていて、
深堀りせず薄く広く内容が展開されているので、
簡単な政治経済の問題を出す大学なら8割程度は対応できる内容となっています。
この本は、意外と上手く深堀りもなされているのにそれを苦に感じさせない構成になっていて
紙面もゆとりがあり政経に関するイラストも豊富で、優しさを感じさせるので
今の時代の版で発売されていたら、この段階ではダントツに激推ししたい参考書ですね。
(関西大学政治経済・センター試験政治経済にも、過去問があれば十分対応出来ました)
これも初学の生徒さん(特に男子)に人気があるテキストでした。
ポイントのまとめ方とそれに対する説明のメリハリが秀逸で
非常に分かりやすい構成となってました。
2010年初版の参考書なので積極的にオススメできないのが
ちょっと残念ですね。。。
センター試験用ですが
これと過去問があれば
関西大学・立命館大学・同志社大学は合格されてましたね。
今回の話はここまでとさせていただきます。
次回は
次の段階の、知識整理&記憶&問題集を1冊にまとめたものの活用
についてお話させていただきますね。
続きはこちらからどうぞ
このシリーズには一連の流れがありますので、出来れば順にお読みください
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