アスペグレーの息子 受験生の年を振り返る~テスト明け

 

 

こんにちは。たかねです。

通称 こばねぇ。

 

 

受験生をかかえる保護者の皆さま

お疲れ様です。

 

 

日々葛藤でしょうね。

もちろん本人も。

 

 

 

 

昨年の今頃

息子は夏休み明けのテストが

おもわしくなく

というより

下がってしまって

 

 

さすがのアスペルガーも

落ち込んでいらっしゃった

 

 

いわゆる

受験勉強といわれるような

そんなレベルの

勉強ではなかったけど

 

 

それでも

あの勉強嫌いが

塾の夏期講習を受け

今までよりは

勉強時間を増やし

塾の自習時間を使い

彼なりの受験勉強を

夏休みは頑張ったのに

 

 

結果は無残 (ノ_<)

 

 

まあね

あたりまえっちゃああたりまえ

 

 

たいていの子が

夏休みから頑張る

 

今までさぼってただけで

成績が思わしくなかった子たちが

本気でやりだしたら

 

息子のようなアスペルガーは

気分が乗らなければ

受験だろうが

なんだろうが

何も手を付けない

 

というより

気持ちがそれちゃう子は

太刀打ちできないわけよ

 

 

でも

もうはっきりした進路希望を

出さなければならない

 

 

意気消沈している息子を

なんとかその気にさせるには

具体的なことを

分かりやすく

そして

やれそうだと思う材料をもって

説明しないといけない

 

 

それには

現状を知るしかない

 

 

ってことで

授業参観で

担任を直撃して

本音を聞くしか方法がない

っていうかもう時間がない

 

 

冬休み前の

三者面談じゃ

遅いわけ

 

 

息子の授業参観の授業などめもくれず

担任が授業をしているクラスを

探し出し

待ち伏せ(^o^;)

 

 

休憩時間の10分程度

担任を拉致る(;^_^A

 

 

現在目標にしている公立高校

今の状況でいけるかいけないか

遠慮はいらない

本当のところを知りたい

そして今の息子に

何が一番足りないか

何をやっていくのが良いか

機関銃のように質問したのです

 

 

 

担任は正直に答えてくれましたわ

 

 

『ここで落ちちゃいかんのです』

 

 

そう

ほんとそう

だから聞きに来たのさ

 

 

『公立高校は正直厳しくなった

内申と当日の成績半々で決定される高校

だとすると

当日どれだけの力を発揮できるかというと

ほとんど博打になる

本番に強いタイプとは思えない

だとすると内申を増やしておかなければならない

以前の数値だといけるかなと思った

でもひとつ下がったのは

この時期に下がったのは

本当に痛い

この先みんな頑張るので

ひとつ上げるのはとても大変なこと

よっぽど頑張らないといけない』

 

 

うんうん、やっぱりね

そりゃそうよね

 

 

『ただ・・・・   』

 

 

ただ?

 

 

『勉強より

僕は面接が心配です』

 

 

・・・・そっちか

 

 

 

『勉強はもちろん

小林君は・・・・

受け答えがね・・・・

運動部だっただけあって

大きな声で話すことはできるけど

質問されたことに

即座に短い言葉で

自分の考えを伝えるという事

これがね

非常に心配』

 

 

私も・・・

 

 

『私立にしろ

公立にしろ

面接がある

内申を上げて

勉強を頑張れば

面接でこけてもいける』

 

 

うんうん

 

 

『でも

内申もぎりぎり

当日の点数もぎりぎりだったら

同じラインで並んでる生徒を

何ではかるか

面接なんです

 

最後との砦

面接が・・・・心配だから

だから内申を上げておくべきだった』

 

 

あら

過去形になった(´・ω・`)

 

 

そうねそうね

私も一番心配していた

 

 

そして

塾の先生も

それだけ心配していた

 

 

分かりました

やりましょう

頑張りますよ

頑張らせますよ

 

 

聞くこと聞いたら

あとは

頑張らせるだけ

 

 

この先絶対落とさせない

上げる努力をしなければ

きっと今を保つこともできない

それくらい

みんな本気で来る

 

 

即、塾の先生にも連絡

今後の方向性を話し合った

 

 

発達障害の子供たちの受験は

過酷な現実

 


受験は一般の子供も苦しい人生の岐路

発達障害の子供にはなおさら

それでも私は息子の最高の努力と踏ん張りで

乗り越え勝ち取ってもらいたいと思った

 

 

自分が納得できる進路を
そして笑顔で通ってもらいたいと


できること全てやって

手をかけ過ぎと言われても

今の息子に必要ならば手も足も支える

いずれ嫌でも手を振り払われる

その日まで手をつないでいる

 

 

 

母の手を自分から離して

遠くなっても笑顔でいられる日まで

 

 

 

そのための受験

 

 

ひとりで生きていくことを

意識させる初めての山

 

 

 

昨年の日記や

ブログを読みながら

再度あの時の気持ちを書き起こしました

 

 

 

保護者の方

イライラする気持ち

お察しします

 

 

でもね

一番不安なのは

本人なので

 

 

集中できる環境を整えて

目標を見定められるよう

分かりやすく話し合う

 

 

そして最後は

本人にの希望で

納得した道で

信じてあげてほしいな

 

 

私も迷った

ギリギリまで

コントロールしようとしてた時も

あったと思う

 

 

でもね

今の息子の様子を見てると

あの時の判断は

あながち間違いじゃなかったと

思えるのですよ

 

 

これからも

今に至る経緯を伝えていきます

 

 

参考になったらいいな