電動アシスト自転車を爆速改造する -3ページ目

電動アシスト自転車を爆速改造する

2015年ヤマハCITY-X を 「羊の皮をかぶった狼」 に変身させます。


CITY-X  購入後 2年半 になりまして・・

最近、ブレーキ(前)を 握った時に床に当たりだしたので

 

ブレーキ調整をしてみました。

 

後ろブレーキと違い 前ブレーキ調整は、ややこしい ので

今後のために まとめてみました。


1 ブレーキ床調整

床を上げたい場合、つまり ・・ 

 

握ったときの 隙間A(狭い)を  B(広く) にしたい場合

 

 

<方法>

真っ先に思い浮かぶのが 後輪のブレーキ調整と同じ方法=、
 これ ↓

 

Cを緩めてワイヤを引く ・・・ですが、

これは やってはいけません! 

 

床を上げたい場合は
ココ ↓ で調整します。

 

 

D の ロックナット を 緩めて
Eの ネジを 回せば、

床の位置がかわります。


良い位置が決まれば そこで Dのロックナットを締めれば
固定されます。

 

ネジは手で回るので メチャ簡単。

 

これ、実は、今回初めて発見しました、

これまで2年半 気づかなかったです。

後ろのブレーキもこの方法で、簡単に床合わせできます。

 

 


2  ブレーキのすきま調整

 


では、六角レンチで Cを緩めて ワイヤを引っ張ると どうなるか・・

 

結果は、

 

↑(F部) が 左右とも狭くなってしまいました。

 

つまり これは ブレーキとリムのすきま調整です。

なので、ここは 通常は 「触わる必要はない」 です。

 

今回 上1 に気づかず、こっちを 触ってしまいましたが、

結局、また元に戻しました。

 


3 左右のバランス設定

 

これは前から見た前ブレーキの図ですが・・


上図のように ブレーキが 全体的に 左に寄っていて、

左右のすきまが異なる場合。

 

<これを 右 に 平行移動 する方法>

 

間違っているかもしれませんが、以下の方法でできたので書きます。

 

1) まず バネ を ヒッカケ から外します。

 

2) 親指で押すだけで 簡単に外れます。 


3) 左右両方バネを外します。(超簡単)

 


4) バネの根元に ネジがあるので ドライバで 

 

 右ブレーキ根元を 右回り に
 左ブレーキ根元を 左回り に 

 同じ量 (だいたい45度くらい)回したら、

 また 両方のバネを 戻します。(親指で押してひっかけるだけ)

 

そして、ブレーキを 2-3回 かけてみると、

全体的に 右に 平行移動します。

これを繰り返して、よい位置を見つけます。


ここで 最大の注意点があります。それは、

ブレーキが 「ドライバーと逆方向に動く 」 こと です。

 

普通 「ドライバーを右に回すとねじが入っていきます」 が、
このブレーキは  「ドライバーを 左に回すと 入っていきます」。 

つまり逆なんです。

これを勘違いすると 上手くいかず悩みます。


この図の状態で ↓ 右を右回り 左を左回りさせると 


右に 全体移動 して 良い感じになります↓

 

 

 

理屈としては バネの根元のねじを右にまわすことにより 

バネの角度が こちら側(手前)へ変わるので、

それにぶら下がっているブレーキがこちら側へ来るということです。

バネを指で持ちながらドライバでネジを締めたり緩めたりすると、

バネの 角度が変わってくるのがわかります。

この左右バネの力関係により それにぶら下がっているブレーキの幅が変わるという仕組みです。

 

 

上の3つの調整を覚えておくと、 前ブレーキ調整はもう簡単。

 

 

以上です。