◇株式週間展望=出来高増加と下値固め期待米中摩擦の警戒感根強い―ジャクソンホール転機も、頼みは金 | 12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

2月23日0時をもって、Emergency再発令。引き続きCOVID-19「非常事態宣言」。6月30日をもって、Emergency警戒に移行!

8時17分配信 モーニングスター
(ファン・お気に入り登録の方)向け
 薄商いの中で日経平均株価が乱高下した今週(13-16日)は、米中ともに株価の下値不安が強まった。米政府による中国製品への制裁関税第4弾については一部品目への適用が先送りされたものの、依然として両国の摩擦は懸念材料だ。市場参加者が戻り始めることが予想される来週(19-23日)は、出来高の増加を伴う底固めに期待したい。22-24日のジャクソンホール討議も注目される。

 米中摩擦による実態経済への影響を背景に、東証1部上場企業(金融除く)の20年3月期第1四半期(4-6月)の連結営業利益は前年同期比で約11%減少。早くも通期計画を下方修正するケースが多くみられるなど、各社は苦戦を強いられている。中国では、直近発表された7月の工業生産の伸びが10年半ぶりの低水準にとどまった。中国と関係が深い欧州でも足元の経済指標の落ち込みが目立つ。

 景気後退の足音に反応するように、米国や英国で「逆イールド」と呼ばれる、長短金利が逆転する現象が起きた。リセッションのシグナルとされ、世界の投資家が今後の経済の低迷期に身構えた。米中摩擦に端を発する悲観は、最高潮に達しつつあるようだ。

 ただ、日経平均2万円が近づくにつれて、下値買いの意欲が強まる構造はなおも崩れていない。今週はNYダウが800ドル安となった翌日の15日も、日経平均は2万184円を底に下げ渋った。大台割れを目前に粘り腰を見せている。

 目先は引き続きこの心理的フシに加え、日経平均のPBR(株価純資産倍率)1倍(2万203円)近辺が下値支持線として意識される。一方、これらをあっさりと下抜けてしまう場合には、一気に売り方のターゲットは次のフシの1万9000円どころまで引き下げられる。

 頼みの綱は金融緩和だ。前々回の当欄でも指摘したように、米政府の不満の矛先は中国と同時にFRB(米連邦準備制度理事会)にも向けられている。7月のFOMC(米連邦公開市場委員会)では継続利下げに消極的な姿勢を示したパウエル議長に対し、トランプ米大統領は逆イールドに絡めて「問題は中国ではなくFRBだ」とツイート。足元の株価下落は、9月のFOMCでの0.5%の大幅利下げを意識した催促相場の様相も呈している。

 こうした中、来週は米ワイオミング州ジャクソンホールで、主要国の中央銀行幹部らが集まる経済シンポジウムが開催される。このシンポジウムで23日に講演するパウエル議長の発言内容にはおのずと関心が高まる。仮に再びハト派的なスタンスを打ち出せば、市場心理は好転する可能性がある。

 また、21日には日中韓の外相会談が北京で予定され、日韓の個別会談も行われるもよう。関係改善はそう簡単には望めないものの、何らかのとっかかりができれば半導体材料のステラ ケミファ <4109> 、東京応化工業 <4186> などや、韓国に展開する消費関連株のデサント <8114> 、エービーシー・マート(ABCマート) <2670> などの反発は必至だ。

 国内では19日に7月の貿易統計、21日に7月訪日外客数、22日に7月工作機械受注の確報値が出る。海外では米国で21日に7月中古住宅販売件数、22日に7月CB景気先行総合指数、23日に7月新築住宅販売件数の発表が控えている。

 日経平均の想定レンジは1万9700-2万800円とする。(市場動向取材班)

出典:モーニングスター社イメージ 2


※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。

SION投資研究所
連絡先:iso_investment@yahoo.co.jp

https://stock.blogmura.com/img/stock88_31.gif
にほんブログ村 株ブログへ(文字をクリック)
↑よかったら、ここをクリックして下さい♪

イメージ 1
金融・投資 ブログランキングへ(文字をクリック)
↑よかったら、ここをクリックして下さい♪