4日のニューヨーク外国為替市場でドル円は続伸。終値は109.89円と前営業日NY終値(109.50円)と比べて39銭程度のドル高水準だった。前週末の1月米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を大幅に上回ったことや、1月米ISM製造業景気指数が予想より良好だったことから、ドルが主要通貨に対して買われやすい状況だった。米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いも出て、一時110.16円と昨年12月31日以来の高値を付けた。 ただ、110円台では戻りを売りたい向きも多く滞空時間は短かった。11月米製造業新規受注が前月比0.6%低下と予想の0.2%上昇に反して低下したことも相場の重しとなり、109.83円付近まで下押しする場面があった。 ユーロドルは反落。終値は1.1438ドルと前営業日NY終値(1.1456ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ安水準だった。1日に発表された米経済指標が良好な内容となったことを受けて、NY勢がドル買いで参入。米金利上昇に伴うユーロ売り・ドル買いも出て一時1.1425ドルと日通し安値を付けた。ただ、1月30日の安値1.1406ドルが目先サポートとして意識されると下げ渋った。なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時95.92まで上昇する場面があった。 ユーロ円は続伸。終値は125.69円と前営業日NY終値(125.46円)と比べて23銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇につれた買いが入り一時125.95円と日通し高値を付けたものの、ユーロドルの下落につれた売りが上値を抑えると125.57円付近まで押し戻された。 本日のレンジ ドル円:109.43円 - 110.16円 ユーロドル:1.1425ドル - 1.1466ドル ユーロ円:125.34円 - 125.95円
出典:FXi24
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