*08:11JST メガバンクの動向に注目、こう着ならテーマ株等へ
[株式オープニングコメント] 16日の日本株市場は買い先行後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。トランプ次期米大統領の就任式を控えていることもあり、もう一波乱を警戒する流れも意識しておく必要がありそうだ。先週のトランプ氏の会見は想定内といったところであったが、円相場が1ドル114円台と円高に振れて推移していることが重しとなった。 日経平均は価格帯別出来高をみると、比較的商いの膨らんでいる水準を下回る半面、現在は商いの薄いところに位置しており、19000円辺りを割り込んでくるようだと、18500円辺りまでは早いと考えられる。そのため、短期筋の売り仕掛け的な商いには注意する必要があるだろう。 また、決算シーズンとなるなか、13日にはJPモルガン・チェースなど米金融株の決算が発表された。JPモルガンの2016年10-12月期の純利益は前年同期比24%増だった。トランプ相場を受けたトレーディング収入の増加が寄与し、市場コンセンサスを上回っている。バンク・オブ・アメリカもコンセンサスを上回っており、この結果を受けた週明けのメガバンクの動向も注目される。 その他、外部環境の不透明感を警戒するなか、リスクを回避する流れから相対的に出遅れているセクターや中小型株での個人主体による値幅取り狙いの売買に向かいやすいと考えられる。先週はフィンテック、ブロックチェーンといった銘柄が賑わう場面がみられていた。全体の方向感が掴みづらい状況のなかでは、より値動きのよい銘柄やテーマ株等に短期資金が集中しやすいだろう。
[株式市場強弱材料]
強気材料
・ナスダックは上昇(5574.12、+26.63)
・JPモルガン、バンカメなど決算予想上回る
・日銀のETF買入れによる需給下支え
・新興市場の中小型株物色が活発
・シカゴ日経225先物(19300、+50)
・トランプ氏の積極財政への期待
・日経平均は上昇(19287.28、+152.58)
・ナスダックは上昇(5574.12、+26.63)
・JPモルガン、バンカメなど決算予想上回る
・日銀のETF買入れによる需給下支え
・新興市場の中小型株物色が活発
・シカゴ日経225先物(19300、+50)
・トランプ氏の積極財政への期待
・日経平均は上昇(19287.28、+152.58)
弱気材料
・NYダウは下落(19885.73、-5.27)
・NY原油は下落(52.37、-0.64)
・米12月小売売上高+0.6%(予想+0.7%)
・トランプ政権への先行き不透明感
・欧州の地政学リスク、政治情勢への懸念
・円相場、1ドル114円40-50銭
・NYダウは下落(19885.73、-5.27)
・NY原油は下落(52.37、-0.64)
・米12月小売売上高+0.6%(予想+0.7%)
・トランプ政権への先行き不透明感
・欧州の地政学リスク、政治情勢への懸念
・円相場、1ドル114円40-50銭
留意事項
・機械受注(11月)
・国内企業物価指数(12月、日本銀行)
・日銀支店長会議
・黒田日銀総裁が支店長会議であいさつ
・第3次産業活動指数(11月)
・地域経済報告(1月、日本銀行)
・工作機械受注速報(12月)
・欧貿易収支(11月)
・米株式市場は祝日のため休場
・IMFが世界経済見通し(WEO)公表
・機械受注(11月)
・国内企業物価指数(12月、日本銀行)
・日銀支店長会議
・黒田日銀総裁が支店長会議であいさつ
・第3次産業活動指数(11月)
・地域経済報告(1月、日本銀行)
・工作機械受注速報(12月)
・欧貿易収支(11月)
・米株式市場は祝日のため休場
・IMFが世界経済見通し(WEO)公表
[サポート&レジスタンス]
終値 19287
5日移動平均 19308
標準偏差+2σ 19826
レジスタンス(2) 19390
レジスタンス(1) 19339
転換線 19303
ピボット 19248
25日移動平均 19233
サポート(1) 19196
サポート(2) 19105
基準線 18921
標準偏差-2σ 18641
先行スパンA 17914
100日移動平均 17648
先行スパンB 17429
200日移動平均 17031
終値 19287
5日移動平均 19308
標準偏差+2σ 19826
レジスタンス(2) 19390
レジスタンス(1) 19339
転換線 19303
ピボット 19248
25日移動平均 19233
サポート(1) 19196
サポート(2) 19105
基準線 18921
標準偏差-2σ 18641
先行スパンA 17914
100日移動平均 17648
先行スパンB 17429
200日移動平均 17031
