2017/1/11 12:33 FISCO 次世代航空機に炭化ケイ素(SiC)繊維採用
次世代航空機のエンジン基幹部品に日本発の新素材が採用されると報じられた。軽量で高い耐熱性を持つ炭化ケイ素(SiC)繊維で、米ゼネラル・エレクトリック(GE)が最新エンジンに導入すると伝えている。SiC繊維を製造できるのは現時点では、世界で宇部興産<4208>と日本カーボン<5302>の2社だけと伝えられるなか、両社への資金流入が目立つ。
関連銘柄 5件
・宇部興産(4208)東証1部
工場新設予定
化学大手。セメント、石油化学から医薬、IT関連まで幅広く展開。19.3期売上高7500億円目標へ。ナイロン樹脂等の市況全体はやや好転。電池材料もエコカー向けなど好調。工場修理費用が重し。特損なくなり増益。 記:2016/11/07
工場新設予定
化学大手。セメント、石油化学から医薬、IT関連まで幅広く展開。19.3期売上高7500億円目標へ。ナイロン樹脂等の市況全体はやや好転。電池材料もエコカー向けなど好調。工場修理費用が重し。特損なくなり増益。 記:2016/11/07
・日本カーボン(5302)東証1部
GEなどと合弁展開
製鋼用電気炉向けの人造黒鉛電極の工業化に国内で初めて成功。そのほか、各種炭素繊維製品、特殊炭素製品、リチウムイオン電池向けの負極材など炭素製品関連事業を手掛ける。需要低調、円高も響き減収2桁減益見込み。 記:2016/06/29
GEなどと合弁展開
製鋼用電気炉向けの人造黒鉛電極の工業化に国内で初めて成功。そのほか、各種炭素繊維製品、特殊炭素製品、リチウムイオン電池向けの負極材など炭素製品関連事業を手掛ける。需要低調、円高も響き減収2桁減益見込み。 記:2016/06/29
・グンゼ(3002)東証1部
SiC繊維構造物
肌着やストッキングなどインナー製品のアパレル部門と、電子部品など機能ソリューション部門が主力。17.3期1Qはデリバティブ評価損計上で最終赤字。アパレル主力ブランドの拡販が奏功し、通期は増収増益へ。 記:2016/09/06
SiC繊維構造物
肌着やストッキングなどインナー製品のアパレル部門と、電子部品など機能ソリューション部門が主力。17.3期1Qはデリバティブ評価損計上で最終赤字。アパレル主力ブランドの拡販が奏功し、通期は増収増益へ。 記:2016/09/06
・東レ(3402)東証1部
炭素繊維トップ
合成繊維大手。世界首位の炭素繊維が航空機向けを中心に好調が続く。エアバック基布やアパレル向け方製品、紙おむつ向け不織布も上伸。情報通信材料はやや上向く。円高でも17.3期は過去最高益を連続更新する見通し。 記:2016/08/16
炭素繊維トップ
合成繊維大手。世界首位の炭素繊維が航空機向けを中心に好調が続く。エアバック基布やアパレル向け方製品、紙おむつ向け不織布も上伸。情報通信材料はやや上向く。円高でも17.3期は過去最高益を連続更新する見通し。 記:2016/08/16
・三菱ケミカルホールディングス(4188)東証1部
炭素繊維
国内最大手の総合化学メーカ。エチレン生産能力は国内トップ、アクリル樹脂原料では世界トップをそれぞれ誇る。ポリオレフィン・MMAの市況が好調に推移したことなどから、10月に上期及び通期業績見通しを上方修正。 記:2016/11/26
炭素繊維
国内最大手の総合化学メーカ。エチレン生産能力は国内トップ、アクリル樹脂原料では世界トップをそれぞれ誇る。ポリオレフィン・MMAの市況が好調に推移したことなどから、10月に上期及び通期業績見通しを上方修正。 記:2016/11/26
