*08:14JST 米大統領選に向けたポジション圧縮、年内利上げなしを織り込む流れも
[株式オープニングコメント] 4日の日本株市場は売り先行の展開となり、その後はこう着感の強い相場展開になりそうである。3日の米国市場ではNYダウが6日続落となった。経済指標は強弱まちまちだったが、8日の大統領選を巡る不透明感から、引けにかけて下げ幅を拡大する展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円安の16970円と17000円を下回ってきている。 米雇用統計を見極めたいとする様子見ムードが一段と強まる可能性がある。前哨戦となるADP雇用報告は、14万7000人増加。市場コンセンサスの16.5万人増を下回る5カ月ぶりの小幅な伸びにとどまった。雇用の伸びはなお力強いが、ペースは減速している。 もっとも、市場の最大の関心事は翌週に控えている大統領選となる。大統領選を前に米国株から外国人投資家が資金を引き揚げている需給状況のなか、現在の短期的な調整トレンドが継続する可能性が高い。市場では民主党候補ヒラリー・クリントン氏が勝利するとの見方が根強く、トランプ氏が勝利すれば市場は打撃を受けると考えている。 しかし、そのような状況において、今回のメール問題によって情勢は混沌としている。米国民にとっても最悪の選挙戦との声が聞かれるほどである。市場はトランプ氏勝利を想定したポジションに傾いてきており、ポジション圧縮のなか、足元の調整は避けられそうになさそうだ。また、年内利上げについても不透明である。12月利上げがコンセンサスとなろうが、これも大統領選の結果次第といったところ。市場は年内利上げなしを織り込む流れに次第に向かうことになりそうだ。
[株式市場強弱材料]
強気材料
・日銀のETF買入れによる需給下支え
・東京の新築オフィス、賃料上昇、需要堅調でリーマン前水準
・中国、小型車向け減税延長を検討
・亜鉛国際価格、5年4カ月ぶり高値
・信用評価損益率、2週連続で改善
・日銀のETF買入れによる需給下支え
・東京の新築オフィス、賃料上昇、需要堅調でリーマン前水準
・中国、小型車向け減税延長を検討
・亜鉛国際価格、5年4カ月ぶり高値
・信用評価損益率、2週連続で改善
弱気材料
・米大統領選への不透明感
・NYダウは6日続落、(17930.67、-28.97)
・ナスダックは下落(5058.41、-47.16)
・NY原油は下落(44.66、-0.68)
・シカゴ日経225先物(16970、-130)
・円相場、1ドル102円95銭-103円05銭
・日経平均は下落(17134.68、-307.728)
・米大統領選への不透明感
・NYダウは6日続落、(17930.67、-28.97)
・ナスダックは下落(5058.41、-47.16)
・NY原油は下落(44.66、-0.68)
・シカゴ日経225先物(16970、-130)
・円相場、1ドル102円95銭-103円05銭
・日経平均は下落(17134.68、-307.728)
留意事項
・米FOMC、追加利上げ見送り
・温暖化対策のパリ協定発効へ
・ミャンマー支援8000億円
・中国勢、有機ELパネルに集中投資
・日銀当座預金増減要因(11月見込み)
・豪小売売上高(9月)
・ユーロ圏総合PMI改定値(10月)
・ユーロ圏サービス業PMI改定値(10月)
・欧生産者物価指数(9月)
・米貿易収支(9月)
・米非農業部門雇用者数(10月)
・米失業率(10月)
・米平均時給(10月)
・加貿易収支(9月)
・加失業率(10月)
・米FOMC、追加利上げ見送り
・温暖化対策のパリ協定発効へ
・ミャンマー支援8000億円
・中国勢、有機ELパネルに集中投資
・日銀当座預金増減要因(11月見込み)
・豪小売売上高(9月)
・ユーロ圏総合PMI改定値(10月)
・ユーロ圏サービス業PMI改定値(10月)
・欧生産者物価指数(9月)
・米貿易収支(9月)
・米非農業部門雇用者数(10月)
・米失業率(10月)
・米平均時給(10月)
・加貿易収支(9月)
・加失業率(10月)
[サポート&レジスタンス]
終値 17135
5日移動平均 17357
標準偏差+2σ 17599
レジスタンス(2) 17369
転換線 17277
レジスタンス(1) 17252
ピボット 17166
サポート(1) 17049
25日移動平均 17003
サポート(2) 16963
基準線 16879
先行スパンA 16638
200日移動平均 16591
先行スパンB 16539
100日移動平均 16517
標準偏差-2σ 16407
終値 17135
5日移動平均 17357
標準偏差+2σ 17599
レジスタンス(2) 17369
転換線 17277
レジスタンス(1) 17252
ピボット 17166
サポート(1) 17049
25日移動平均 17003
サポート(2) 16963
基準線 16879
先行スパンA 16638
200日移動平均 16591
先行スパンB 16539
100日移動平均 16517
標準偏差-2σ 16407
