見終わった~

ということで、感想をば少しニコニコ

 

冒頭が最後に繋がるなんて思いもしなかったわ~なんて素敵な最後。

最初は意味分からないから何なの?って思ったよね。

車に轢かれたよね???え?待て待て、事故ってるやん自分!という私の心配などよそに塀からジャ~ンプ

あれこれ確か商社マンドラマだよね?社会派ドラマだよね?と軽くパニック。

 

やっぱり日本と韓国って似てるよね。

パワハラにセクハラに上の人の意見は絶対。右倣え。契約社員と正社員の差。同じだよね。

だからなのか、似ているから反発するのかもしれないな。

自分の持っている嫌なところが相手に見えるから嫌悪する。嫌っていたほうが楽だものね。

その人を見る

これが難しくてとても大変だけど、大切なことなんだよな。

この大切さをこのドラマから教えてもらった。

 

チャン・グレという人物を最初は誰も見ない。

高卒(正しくは認定卒)そしてコネ入社した男。

もちろん最初はそれしか情報がないからそう思うのは当たり前。

だけど、営業3課のオ課長やドンシク代理はグレというその人自身を見ようとしてた。

「お前を売り込め」「俺はお前を知りたい」と。

凄いよね、そんな風に言える人間がどれだけいるか。

素敵な先輩方のおかげで囲碁しかなかった自分に新しい世界への道が開けた。

恩返しするためにも努力怠らず彼らのために働いて成長していくグレ。

功績をあげても、結局報われない現実の厳しさ(正社員になれなかった)

だけど、グレの残した軌跡はきっと後に繋がれていつしか変わる気がするなぁ。

新しい会社で功績上げれば「契約切ったあいつが!?正社員にしとくべきだった!」とかさ。

 

 

同期で入社したアン・ヨイに対して扱いが酷くて見ていて辛かった。

女だからという理由だけでその人を否定して上司は怒鳴る「女のくせに!」ってね。

女はお茶くみしてろって仕事に参加もさせてくれない。

なのに、自分に出来ることを自ら探して自分のやり方を見つけていい方向に持っていくあたりやはり頭がいい。

(こういう相手に対してはこうするべきだとやはり相手を見る)

ハ代理もそんな悪い人じゃなかったんだな・・・アン・ヨイにいい意味で騙されてくれるあたり(笑)

企画が通った時の嬉しそうな顔とか俺の部下すげぇだろ感満載(笑)いやぁ単純で扱いやすいタイプ(笑)

パワハラで口答えもできなかったマ部長に刃向かえるほどチームがまとまったのはやはりアン・ヨイのおかげなんだろうな。

 

同期で入社したチャン・ベッキ。

エリートでプライドが高いせいで損すること多し。

最初のインターンの時プレゼン相手を探す時だって本当はアン・ヨイと組みたいと思ってんのバレバレだしw

なら自分で言えやと思うが高いプライドが邪魔して言えずw

結果誘ってもいないのにアン・ヨイ「チャン・ベッキには断られました」なんて言われてる始末・・・

入社してカン代理と上手くいかず転職を考えるまでになるほど悩み苦しむ姿が切ない。

カン代理は多くを語らないタイプだからなおさらプライドの高い人間は接しにくい相手。

(見て盗め。知りたいなら聞けかな)

アン・ヨイの行動も彼にとってはやはり納得できるものじゃなかったけど目に見えてそれがいい結果を生み出したことでベッキの中で何かが変わったのか。

自分とは対照的に結果を出していく自分より下と思っていたチャン・グレへのライバル心からなのか。

基礎は大事。基礎という土台がなければ上に積み上げることはできないから。

(私も今年のおみくじ引いたら書いてたなぁ・・・基礎を固めよってさ)←余談

しかし、サウナで上司とバッタリは笑えたwwww

 

同期で入社したプレゼンのパートナーハン・ソンニュル。

彼の存在は場を明るくしてくれる人物として必要不可欠だった。

悪く言えばトラブルメーカーだけどw

そんな彼だけに髪を切り言葉や表情さえ失ってしまうくらい病んだシーンは辛かった。

仕事押しつけ上司に寝る暇さえ与えられずそりゃ、心身壊すよ。

分かっていても助けられない。自分で乗り越えるしかないとそばにいていつもどおり声をかけるチャングレ。

それだけに最後、不倫で旦那にボッコボコにされるシーンは爽快だった・・・・!

事前に知っても黙っていたハン君えらいよね・・・裏金なら告発できても不倫じゃプライバシーに関わることだからとその証拠写真処分するの。

これだってそう簡単にできることじゃないよ。今までの自分にされてきた理不尽を考えたら。したっていいって思うもん。

それなのにしなかったのは自分のためだよね。してしまったら同類になってしまうことを恐れたんだよね。

 

しかし、紆余曲折ありも専務の配置は正しかったんだな。

会社は大きくなればなるだけリスクも大きくなる。犯罪ギリギリのラインでやらなきゃやっていけないこともある。

だから多少なりとも危ない橋は渡らなきゃならないし、そいうことが出来る人間が必要なんだよね。

上に立つ人間ほど非情でなければあれだけの大きな会社を維持してくことは難しいだろう。

だからこそ新入社員の新しい目は必要なんだよね。

人は悪いことも慣れてしまう生き物だから、傍から見たらおかしい事もわからなくなってしまうから。

 

本当にすばらしいドラマだった。

今、パワハラ・セクハラ問題は連日ニュースで流れてる。それは日本でも韓国でも全世界で。

何が問題なのか今一度基本に戻って考えて欲しい。

 

自分がその人自身をみる

 

それに尽きる気がする。

ミセンはそんな大事なことを教えてくれたドラマだった。

ありがとう、カン・ハヌルくん。あなたに会えなければ私はこのドラマ一生観れなかったから。

本当に感謝してますおねがいラブラブ

 

次は相続者たち見るかなv